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MLB史上2人目の快挙!「45本塁打、20盗塁、6三塁打」超えの大谷翔平を米放送局が絶賛!「100万人に1人の才能」

THE DIGEST編集部

2021.09.27

現地26日には今季23度目の先発マウンドに上がる予定の大谷。(C)Getty Images

 快足を活かし三塁打を放った大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)が、またも偉人に肩を並べた。

 現地9月25日のシアトル・マリナーズ戦で、サムライ戦士は最も難しいと言われる三塁打を2本とインパクトのある打棒を見せつけ、3打数2安打3打点2四球を記録。この27歳の目覚ましい活躍もあり、チームは14対1で大勝を果たした。

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 14点を獲得したこのゲームだが、最も熱視線が注がれたプレーは、やはり大谷が見せた2本のスリーベースだ。先発左腕タイラー・アンダーソンと対峙した1回無死一塁の第1打席。ボールカウント0-2と追い込まれた4球目のチェンジアップを右翼フェンス手前へ弾き返した大谷は、三塁へ猛ダッシュした。さらに3回の第2打席も同様にライト線へ運び2打席連続で三塁打を放った。

 今季45本塁打(MLB3位)、24盗塁(ア・リーグ5位)、7三塁打(MLB2位タイ)と高数値をマークした背番号17に米放送局『NBC』は、「オオタニがジャイアンツのレジェンド、メイズのスタッツの上流階級に加わる」と銘打った記事を掲載した。
 
 2度のMVPに輝き殿堂入りするウィリー・メイズが、1955年に51本塁打、24盗塁、13三塁打を記録して以来「45本塁打、20盗塁、6三塁打」以上を出したのは史上2人目。「ショウヘイ・オオタニとメイズは野球史上最も魅力的な選手」と伝え、「メイズがプレーした時から考えると、オオタニは100万人に1人の存在だ」と称えた。

 さらに同記事では123.1イニングを投げ、9勝2敗、防御率3.28、146奪三振の投手成績を紹介し、「もしメイズが投手だったら、彼がこの偉業を成し遂げるのは想像を絶する」と綴った。

 パワーと走力に加え、投手としても評価を得るサムライは現地26日、今季23度目の先発登板を予定する。かつて殿堂入りする選手に肩を並べる大谷のパフォーマンスに、残りの7試合でも注目だ。

構成●THE DIGEST編集部 

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