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「自分の仕事に徹している」ワイルドカード登録外の澤村拓一についてコーラ監督が説明!地区シリーズでPSデビューは?

THE DIGEST編集部

2021.10.06

ワイルドカード・ゲーム初戦はロースターから漏れた澤村。はたしてポストシーズンデビューは見られるだろうか。(C)Getty Images

 メジャーリーグのポストシーズンが、現地10月5日のアメリカン・リーグのワイルドカード・ゲームで幕を開けた。ボストン・レッドソックスが伝統のライバル、ニューヨーク・ヤンキースを6対2で制し、3年ぶりに地区シリーズへと駒を進めた。

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 今季からレッドソックスに加入し、55試合で53イニングを投げ、5勝1敗、防御率3.06、61奪三振で救援の役目を担った澤村拓一は、試合前のロースター発表でメンバーから外れた。アレックス・コーラ監督は、「公式戦をフルに戦った選手をメンバー外にすると伝えるのは難しい。だけど、これは1試合限りのゲームで、それに応じて戦わないといけない」と初戦用にメンバーを組んだと説明する。

 名門を率いる監督は「絶対の約束は出来ないけど、勝ち進んだらロースターの調整が出来る」と再考も視野に入れていると言い、澤村についてこう評価した。
 
「サワムラは(チームの意向を)理解をしてくれた。何かが起こった時に備えて自分の仕事に徹している。そして私たちの勝利の行方をしかりと追っている」

 日本選手で唯一ポストシーズンに進出するチームに所属する33歳。地区シリーズは、ア・リーグ東部地区を制したタンパベイ・レイズと3戦先勝のゲームに挑む。ポストシーズンデビューで要所を締めるサムライの好パフォーマンスに期待したい。

構成●THE DIGEST編集部 

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