現地時間11月18日、アメリカン・リーグMVPが発表され、大谷翔平（ロサンゼルス・エンジェル）がメジャー４年目にして栄えある賞を受賞。二刀流を貫き歴史的偉業を遂げた27歳は、2001年のイチロー以来アジア人２人目の快挙を達成した。

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　これには日米のメディアに止まらず、韓国でも歓喜に沸いた。エンジェルスの地元紙『Orange County Register』の元記者で、韓国出身のジョン・パーク氏は、「オオタニは日韓のライバル関係を超えるほどの素晴らしい選手の一人。彼が成し遂げたことは本当に尊敬に値する」と称した。

　続けて「エンジェルスが来年良い成績であることを願う。彼らの試合を観に行く口実になるからさ」と早くも来季を待ち望んでいる様子だ。

　さらに韓国国内でも報道されている。全国紙『朝鮮日報』は「異論はなかった！オオタニが満票でMVP『手術医にも感謝』」と見出しで速報が打たれた。同記事は「シーズンを通して“二刀流”としてトップに立ち、アメリカで熱狂を巻き起こした」と伝えている。
  　ここまで怪我に悩まされたサムライ戦士は受賞後、「投票してくれた記者のみなさん、チームメート、監督、コーチ、ファン、トレーナー、僕の手術をしてくれたお医者さん、支えてくれた皆さんに感謝します」と語った。同紙ではこのコメントを紹介したうえで、「今シーズンは“漫画”のようなパフォーマンスを演出した」と評した。

　MVPの偉業を韓国でも大絶賛されている大谷。投打で異彩を放つ活躍は、日米だけでなく世界中の人が注目しているようだ。

構成●THE DIGEST編集部 

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