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交渉期間スタートの鈴木誠也は「ほとんどのチームが必要としている」 現地メディアが移籍先に挙げた“3つの有力球団”は?

THE DIGEST編集部

2021.11.22

連日のように移籍報道が続けられる鈴木。現地でもその注目度は高い。写真:THE DIGEST写真部

 MLB公式サイトなど複数メディアが現地11月22日、メジャー挑戦を表明する鈴木誠也(広島)のポスティング手続きが行なわれたと報道。交渉期限は米国東部時間12月22日午後5時までとなり、いよいよ全30球団との譲渡金を含めた契約交渉がスタートした。

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 プロ入り9年目となった今季は、レギュラーシーズンの打率.317と出塁率.433でリーグ2冠を達成。さらに38本塁打、88打点、OPS. 1.072と驚異のスタッツを残し、日本屈指の5ツールプレーヤー(ミート力、長打力、走力、守備力、肩力)として定評を得ている。

 今回の報道を受けた米放送局『CBS Sports』は、「セイヤ・スズキが月曜日にポスティングされる。スター外野手について知っておくべきこと」と題した特集を掲載。記事を執筆したR.J.アンダーソン記者が、今季成績を振り返りながら注目の存在について分析した。
 
 記事内では、まずその実力を「ハイクオリティな選手」と表現し、「NPBオールスターに5度選出され、.315/.415/.571というスラッシュライン、そしてバランスの取れたゲーム内容を誇る」と高評価。「過去3年のうち2年は三振数より四球数の方が多い」として、優れた選球眼にも触れている。

 すでにMLB10球団以上が獲得に乗り出していると言われるなか、さらに同メディアは「ほとんどのチームがスズキのような外野手を必要としている」とも言及。特に興味を示している球団として、シアトル・マリナーズ、テキサス・レンジャーズ、サンフランシスコ・ジャイアンツの3球団を有力視した。

 FA市場で目玉の外野手として熱視線を浴びる鈴木。はたして今オフにどのような契約が交わされるのだろうか。争奪戦となることは必至だろう。

構成●THE DIGEST編集部
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