専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
MLB

米老舗スポーツ誌の「最優秀選手賞」に大谷翔平は選ばれず…。NFLブレイディの受賞に野球記者らが猛反発「信じられない」

THE DIGEST編集部

2021.12.08

大谷(右)ではなくブレイディ(左)の最優秀選手受賞に、野球記者は不満のようだ。(C)Getty Images

大谷(右)ではなくブレイディ(左)の最優秀選手受賞に、野球記者は不満のようだ。(C)Getty Images

 現地時間12月7日、米老舗スポーツ誌『Sports Illustrated』は、毎年恒例の「2021年Sportsperson of the Year(最優秀選手)」を発表した。同賞に選出されたのは、NFLタンパベイ・バッカニアーズの司令塔を務めるトム・ブレイディだ。

【動画】投打で躍動した大谷翔平!圧巻のパフォーマンスをチェック

 今年2月のスーパーボウルで、カンザスシティ・チーフスを下し頂点に導いたブレイディ。ペイトリオッツ時代を含めて、選手として最多の通算7度目の制覇を果たし、スーパーボウル最優秀選手には5度選出となった。

 この偉業を成し遂げたブレイディだが、“二刀流”として連日のように野球場を賑わせたメジャーリーガー大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)ではなかったことにMLB記者らは納得がいっていない様子だ。

 米ラジオ局『KCOU Sports』のアダム・ローゼン記者は「生き地獄だ。ショウヘイ・オオタニを選ばなかったなんてなんて冗談でしょ?ジョークすぎて笑いが止まらないよ」とコメントする。
 
 メジャー4年目を迎えた大谷は今季、投打で躍動した。23試合でマウンドに上がり9勝2敗、防御率3.18、156奪三振をマーク。打者としては打率.257、出塁率.372、長打率.592、OPS.965、46本塁打、100打点、26盗塁と異次元ぶりを発揮した。

 かねてから「大谷愛」と公言してきた米放送局『Fox Sports』のベン・バーランダー氏は、ブレイディの選出に「同意しない。ショウヘイ・オオタニが唯一の答えだ」と否定。さらに約4時間後には「考えれば考えるほど、どうしてオオタニではなかったのが理解できない」と言い、「我々も周知のように誰もやらなかったことを実行し、試合を変えたんだ」と主張する。

 米誌の最優秀選手を逃したものの、野球関係者が認める存在にまで上りつめたサムライ戦士。来季以降の活躍に早くも期待は高まる。

構成●THE DIGEST編集部

【PHOTO】世界が驚嘆する偉才・大谷翔平のキャリアを厳選ショットで一挙公開!花巻東、日ハム、エンジェルスでの活躍を振り返る

【PHOTO】“歴史的なシーズン”をホームランで締め括る!二刀流で大躍進を遂げた大谷翔平の2021年を厳選!
 
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号