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数年後は大谷翔平のライバル?“新たな“ゲレーロJr.に現地メディア熱視線「グリフィーみたいだ」

THE DIGEST編集部

2021.12.10

ゲレーロ(右)の子供は怪物ばかり! 今年はジュニア(左)が大活躍したが、15歳の新星が注目を浴びている。(C)Getty Images

ゲレーロ(右)の子供は怪物ばかり! 今年はジュニア(左)が大活躍したが、15歳の新星が注目を浴びている。(C)Getty Images

  大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)が席巻した今年のメジャーリーグ。しかし大谷以外にも、数多くのスター選手が誕生した。日本でも大きく知名度を上げたのは、“大谷のライバル”としてシーズン序盤から本塁打王争いを演じたブラディミール・ゲレーロJr.(トロント・ブルージェイズ)ではないだろうか。

 球界最高の有望株と評価された天才児は今季その持てる才能を爆発。一時は打撃三冠王も狙えるほどの勢いを見せ、オールスターでは史上最年少22歳でMVPを受賞すると、最終的に48本塁打でタイトルを獲得した。MVP投票では大谷に“完敗”したものの、間違いなく彼もまた、今季の中心選手だった。

 そして今、球界が新たに熱視線を送っているのが「新たなゲレーロJr.」だ。

 野球メディアの『Farm To Fame』が現地時間12月9日に投稿したある動画。そこにはこうつづられている。「ブラディミール・ゲレーロにはもう一人子供がいる――15歳のブラディ・ミゲル。左打ちのスウィングはスムースだ! 彼はゲレーロ家最強打者になれるだろうか」。

【動画】グリフィー? フィルダー? 15歳とは思えぬ“ゲレーロJr.”の驚愕バッティング
 動画に映っているのは、ドミニカ共和国のナショナルチームウェアを身にまとった少年。ゲレーロJr.そっくりの顔立ちで、豪快な左打ちからマーリンズ・スタジアムで柵越えの快音を飛ばす。とても15歳とは思えない圧倒的なパワーは、確かに兄貴ゲレーロ、そして通算449本塁打のシニアを彷彿とさせるものがある。

 ただ、数少ない違いは父たちと異なり左打ちの点。大手メディア『Barstool Sports』が「パパや兄と反対側からのスウィングは美しさをまとっている。まるでグリフィーのようだ」と絶賛するほど完成度の高いもの。通算630本塁打でタイトル4回の大打者ケン・グリフィーJr.のような流麗さはありつつ、すでにふっくらした体型はまた、同じ左打ちの大砲プリンス・フィルダーのようでもある。

 この動画は早くも90万回近い再生数に達していることからも、ミゲルくんへの注目度の高さがうかがえるだろう。グリフィーと同じ19歳という異例のメジャー昇格ができれば、その時はきっと、現役バリバリの大谷の、そして兄ゲレーロJr.の“ライバル”になるかもしれない。

 ちなみに、46歳のパパ・ゲレーロは息子が5人、娘4人、孫2人がいる。そして、同じ15歳で右打ちのパブロくんも有望株として期待されている。その血は争えないのだろう。

構成●THE DIGEST編集部

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