いまや“野球の本場”でも広く認知されるようになった大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)。昨季に二刀流で一大センセーションを巻き起こした偉才の存在は、誰もが認めるところだ。
【動画】全46本塁打を一挙振り返り!コレアも脱帽した2021年の大谷翔平の本塁打をチェック
トップクラスの遊撃手であるカルロス・コレアもそのうちの一人だ。
彼もまた、球界の顔とも言えるカリスマ戦士だ。昨季に野手ではリーグ2位となるWAR(7.2)を記録した27歳は、ロックアウトが明けた今年3月にミネソタ・ツインズと3年1億530万ドル(約131億6250万円)で電撃契約。FA(フリーエージェント)市場を大きく賑わせた。
そんな大物スターをしても、大谷の存在は目を見張るものがある。現地時間4月13日に、米放送局『FOX Sports』のアナリストであるベン・バーランダー氏の人気ポッドキャスト番組「Flippin' Bats」にゲスト出演したコレアは、同世代でもあるサムライがやってのける二刀流について、「ショウヘイ・オオタニ以上の才能を持つ選手は野球界にはいないよ。少なくとも今はね」と絶賛した。
「純粋に見るのが楽しいし、好きにならずにいるのが逆に難しいよ。何よりさ、投打両方をこなしながらフルシーズンを健康に過ごして、MVPを受賞したことが当然だと思われているのが凄い。両方をこなしてほぼ毎試合出場し、きちんと身体をケアしながらシーズン通してMVP級の数字を残したんだ。そしてそれを今季もやろうとしている。本当に感銘を受けるよ」
異彩を放つ大谷を褒めちぎるコレアは、「俺なら監督に言われたって無理だと言ってしまうよ。一応、俺だって遊撃手として毎日プレーはしてる。だから、4、5、6連戦の中でダイビングしたり、盗塁したりして9イニングを戦い抜いた後に、どれくらい疲れるかは分かってる」と断言。そして、「でも、オオタニはそれ以上のことをやるんだ」と続けた。
「オオタニは野手として毎日プレーしながら、ピッチングまでするんだ。先発投手を見てみてほしい。彼らは登板後に肘を冷やして、翌日は投げずに疲労回復に努めている。でも、オオタニは、先発登板した翌日に平然と特大本塁打を打つんだよ。これ以上のことはないでしょ。間違いなく凄いし、繰り返すけど、俺は彼の大ファンだよ」
最後に「オオタニは間違いなく不可能を可能にした。ベーブ・ルースの時代だってカッコいいことだったのに、今の時代に160キロとえぐいスライダーを投げて、特大ホームランを打つなんて、本当にスペシャルな存在だよ。これからは多くの人が彼のやってることにトライしたくなるだろうね。とてもタフだけどね」と指摘したコレア。その言葉の端々からは、“好敵手”でもある大谷への最大限のリスペクトが滲み出ていた。
構成●THE DIGEST編集部
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「純粋に見るのが楽しいし、好きにならずにいるのが逆に難しいよ。何よりさ、投打両方をこなしながらフルシーズンを健康に過ごして、MVPを受賞したことが当然だと思われているのが凄い。両方をこなしてほぼ毎試合出場し、きちんと身体をケアしながらシーズン通してMVP級の数字を残したんだ。そしてそれを今季もやろうとしている。本当に感銘を受けるよ」
異彩を放つ大谷を褒めちぎるコレアは、「俺なら監督に言われたって無理だと言ってしまうよ。一応、俺だって遊撃手として毎日プレーはしてる。だから、4、5、6連戦の中でダイビングしたり、盗塁したりして9イニングを戦い抜いた後に、どれくらい疲れるかは分かってる」と断言。そして、「でも、オオタニはそれ以上のことをやるんだ」と続けた。
「オオタニは野手として毎日プレーしながら、ピッチングまでするんだ。先発投手を見てみてほしい。彼らは登板後に肘を冷やして、翌日は投げずに疲労回復に努めている。でも、オオタニは、先発登板した翌日に平然と特大本塁打を打つんだよ。これ以上のことはないでしょ。間違いなく凄いし、繰り返すけど、俺は彼の大ファンだよ」
最後に「オオタニは間違いなく不可能を可能にした。ベーブ・ルースの時代だってカッコいいことだったのに、今の時代に160キロとえぐいスライダーを投げて、特大ホームランを打つなんて、本当にスペシャルな存在だよ。これからは多くの人が彼のやってることにトライしたくなるだろうね。とてもタフだけどね」と指摘したコレア。その言葉の端々からは、“好敵手”でもある大谷への最大限のリスペクトが滲み出ていた。
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