現地時間5月14日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、敵地で行なわれたオークランド・アスレティックス戦とのダブルヘッダーの初戦に「3番・DH」でスタメン出場。4打数2安打1打点(1四球)と、目に見える結果を残した。
ダブルヘッダーとあって13時プレーボールというハードスケジュールとなった一戦で、エンジェルスはマイク・トラウトやアンソニー・レンドーンという主力打者を休養。そのなかで元気にスタメン入りを果たした大谷は、第1打席から魅せる。
無死一、三塁という好機で訪れた初回の打席は、カウント1-1から相手先発ポール・ブラックバーンが投じた外角低めへのシンカーを巧みにセンターへと弾き返す。この打球は外野へ抜けたかと思われたが、横っ飛びで好捕した相手ショートのエルビス・アンドゥルースが二塁ベースに滑り込みながら左手でタッチ。ビデオ判定の結果、一塁ランナーはアウトとなるが、三塁ランナーが帰還して、大谷に1打点が記録された。
惜しくもヒットにはならなかったものの、勝負所で巧打を見せた大谷は、続く打席でも結果を残す。
3回に2死一塁という局面で迎えた第2打席にふたたびブラックバーンと対峙すると、カウント1-0からの2球目、内角に食い込むカットボールをジャストミート。104.4マイル(約168キロ)という強い打球はあっという間にライト線を破って、2死二、三塁という好機を生み出すツーベースとなった。
その後、打線が繋がらずに得点には至らなかった。だが、エンジェルスは先発左腕のヨナサン・ディアスが1点を守って好投。アスレティックス打線を寄せ付けない。
25歳の若手左腕が好投を続けるなかで、大谷は打撃でチャンスメークを続ける。2球目にあわや本塁打という惜しいファウルを放った5回表の第3打席には、外角低めのボールゾーンに投じられたシンカーを巧みに弾き返してレフト前ヒットにした。
3試合ぶりにマルチヒットを記録した大谷は、チームが7回裏に追いつかれて迎えた8回表に先頭打者として4度目の打席に立つ。しかし、この打席は相手左腕サム・モールの外角へのスライダーを打たされてファーストゴロと凡退してしまう。
だが、今季好調のエンジェルスは、ここから代打攻勢で勝負を決めた。まず、1死一塁となってからトラウトを代打に送る。ここは申告敬遠で勝負を避けられたが、続く打者のところで登場したレンドーンがタイムリーヒットを放って勝ち越したのである。
その後、アンドリュー・ベラスケスのレフト前ヒット間に、相手外野手のエラーが絡み1点を加点。チームが着実にリードを広げて迎えた9回表に1死二塁の好機で5度目の打席に立った大谷は、相手バッテリーの徹底した外角攻めを冷静に見極めて四球で出塁した。
9回表に作ったチャンスで得点を奪えなかったエンジェルスは、最終回に信頼できるクローザーのライセル・イグレシアスが誤算を生む。2死までをコンスタントに奪ったが、そこからヒットと四球でピンチを招くと、ルイス・バレーラに3ラン本塁打を被弾。これで3対4とされてサヨナラ負けを喫した。
構成●THE DIGEST編集部
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無死一、三塁という好機で訪れた初回の打席は、カウント1-1から相手先発ポール・ブラックバーンが投じた外角低めへのシンカーを巧みにセンターへと弾き返す。この打球は外野へ抜けたかと思われたが、横っ飛びで好捕した相手ショートのエルビス・アンドゥルースが二塁ベースに滑り込みながら左手でタッチ。ビデオ判定の結果、一塁ランナーはアウトとなるが、三塁ランナーが帰還して、大谷に1打点が記録された。
惜しくもヒットにはならなかったものの、勝負所で巧打を見せた大谷は、続く打席でも結果を残す。
3回に2死一塁という局面で迎えた第2打席にふたたびブラックバーンと対峙すると、カウント1-0からの2球目、内角に食い込むカットボールをジャストミート。104.4マイル(約168キロ)という強い打球はあっという間にライト線を破って、2死二、三塁という好機を生み出すツーベースとなった。
その後、打線が繋がらずに得点には至らなかった。だが、エンジェルスは先発左腕のヨナサン・ディアスが1点を守って好投。アスレティックス打線を寄せ付けない。
25歳の若手左腕が好投を続けるなかで、大谷は打撃でチャンスメークを続ける。2球目にあわや本塁打という惜しいファウルを放った5回表の第3打席には、外角低めのボールゾーンに投じられたシンカーを巧みに弾き返してレフト前ヒットにした。
3試合ぶりにマルチヒットを記録した大谷は、チームが7回裏に追いつかれて迎えた8回表に先頭打者として4度目の打席に立つ。しかし、この打席は相手左腕サム・モールの外角へのスライダーを打たされてファーストゴロと凡退してしまう。
だが、今季好調のエンジェルスは、ここから代打攻勢で勝負を決めた。まず、1死一塁となってからトラウトを代打に送る。ここは申告敬遠で勝負を避けられたが、続く打者のところで登場したレンドーンがタイムリーヒットを放って勝ち越したのである。
その後、アンドリュー・ベラスケスのレフト前ヒット間に、相手外野手のエラーが絡み1点を加点。チームが着実にリードを広げて迎えた9回表に1死二塁の好機で5度目の打席に立った大谷は、相手バッテリーの徹底した外角攻めを冷静に見極めて四球で出塁した。
9回表に作ったチャンスで得点を奪えなかったエンジェルスは、最終回に信頼できるクローザーのライセル・イグレシアスが誤算を生む。2死までをコンスタントに奪ったが、そこからヒットと四球でピンチを招くと、ルイス・バレーラに3ラン本塁打を被弾。これで3対4とされてサヨナラ負けを喫した。
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