日本が世界に誇る偉才が、"野球の神"に並んだ。
現地時間5月14日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、敵地で行なわれたオークランド・アスレティックス戦とのダブルヘッダー2試合目に「3番・DH」でスタメン出場。5試合ぶりの今季7号2ランを放ち、メジャー通算100本塁打を達成した。
大谷が敵地のファンをも沸かせた一発を放ったのは、エンジェルスが5点をリードして迎えた5回無死二塁の第3打席だ。
アスレティックス先発の右腕アダム・オラーが投じた初球、真ん中に甘く入った93マイル(約150キロ)のシンカーをジャストミート。打った瞬間にそれと分かる打球はぐんぐんと飛距離を伸ばし、バックスクリーンへ飛び込むアーチとなった。
目の覚めるような一発は、文字通り"歴史的"な一打となった。日本人選手でのメジャー100号は、松井秀喜氏、イチロー氏に次ぐ史上3人目の快挙。さらに通算459試合目での達成は最速の記録となった。
さらに長く眠っていた米球史をも呼び覚ましている。メジャーにおいて、打者として100本塁打と、投手として250奪三振をマークしたのは、あのベーブ・ルース以来史上2人目なのである。
これまでも二刀流でさまざまな歴史を塗り替えてきた大谷。その快進撃には、米メディアも賛辞を惜しまない。米放送局『NBC』のロサンゼルス版は、「ルースを抜くのも時間の問題だ」とした。
「オオタニはまだ27歳で、ルースの通算714本に迫ることはできないにしても、もっとたくさんのホームラン打つのは間違いない。また、ルースは投手としてボストン・レッドソックス(483個)とニューヨーク・ヤンキース(5個)で488個の奪三振を記録しているが、オオタニはすでに268個の奪三振を記録している。ゆえに来シーズンのどこかでルースを追い抜くのは間違いない」
新たに投打で球史に名を刻んだ大谷。その歴史的なパフォーマンスに対する反響は、しばらく収まりそうにない。
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】日本総領事の始球式中止が物議! マウンドを"譲らなかった"メッツ大投手シャーザーに非難の声も「必要のなかった国際的問題だ」
【関連記事】昨季の快進撃時もそうだった"覚醒"の兆候!? 米記者も指摘する大谷翔平の左中間打球増加は苦境脱出のサインだ
【関連記事】「なんて馬鹿馬鹿しい」大谷翔平の"メディア対応"に関する記事が物議。米屈指の"マニア"から異論も
現地時間5月14日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、敵地で行なわれたオークランド・アスレティックス戦とのダブルヘッダー2試合目に「3番・DH」でスタメン出場。5試合ぶりの今季7号2ランを放ち、メジャー通算100本塁打を達成した。
大谷が敵地のファンをも沸かせた一発を放ったのは、エンジェルスが5点をリードして迎えた5回無死二塁の第3打席だ。
アスレティックス先発の右腕アダム・オラーが投じた初球、真ん中に甘く入った93マイル(約150キロ)のシンカーをジャストミート。打った瞬間にそれと分かる打球はぐんぐんと飛距離を伸ばし、バックスクリーンへ飛び込むアーチとなった。
目の覚めるような一発は、文字通り"歴史的"な一打となった。日本人選手でのメジャー100号は、松井秀喜氏、イチロー氏に次ぐ史上3人目の快挙。さらに通算459試合目での達成は最速の記録となった。
さらに長く眠っていた米球史をも呼び覚ましている。メジャーにおいて、打者として100本塁打と、投手として250奪三振をマークしたのは、あのベーブ・ルース以来史上2人目なのである。
これまでも二刀流でさまざまな歴史を塗り替えてきた大谷。その快進撃には、米メディアも賛辞を惜しまない。米放送局『NBC』のロサンゼルス版は、「ルースを抜くのも時間の問題だ」とした。
「オオタニはまだ27歳で、ルースの通算714本に迫ることはできないにしても、もっとたくさんのホームラン打つのは間違いない。また、ルースは投手としてボストン・レッドソックス(483個)とニューヨーク・ヤンキース(5個)で488個の奪三振を記録しているが、オオタニはすでに268個の奪三振を記録している。ゆえに来シーズンのどこかでルースを追い抜くのは間違いない」
新たに投打で球史に名を刻んだ大谷。その歴史的なパフォーマンスに対する反響は、しばらく収まりそうにない。
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】日本総領事の始球式中止が物議! マウンドを"譲らなかった"メッツ大投手シャーザーに非難の声も「必要のなかった国際的問題だ」
【関連記事】昨季の快進撃時もそうだった"覚醒"の兆候!? 米記者も指摘する大谷翔平の左中間打球増加は苦境脱出のサインだ
【関連記事】「なんて馬鹿馬鹿しい」大谷翔平の"メディア対応"に関する記事が物議。米屈指の"マニア"から異論も