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もしどっちかに専念するなら? 大谷翔平の二刀流論争に殿堂入りの大投手グラビンが“見解”「両方やってほしいが、投手の方が支配的になれる」

THE DIGEST編集部

2022.06.16

投打の二刀流を巡って論争が展開されている大谷。かつてブレーブスなどで通算305勝を挙げたグラビン氏の見解は?(C)Getty Images

投打の二刀流を巡って論争が展開されている大谷。かつてブレーブスなどで通算305勝を挙げたグラビン氏の見解は?(C)Getty Images

 投打でフル回転するサムライに殿堂入り左腕も畏敬の念を抱いているようだ。

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 昨季の米球界で一大フィーバーを巻き起こした大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)。前人未到の記録を次々と打ち立てた27歳だが、こと二刀流に関しては、これまであらゆる議論がなされてきた。そのひとつが「もし投打どちらかに専念するなら?」というテーマだ。

 現地時間6月15日、米ラジオ局『CBS Sports Radio』の番組「Maggie and Perloff」は、公式ツイッターに一本の動画を掲載。そのなかで、かつてアトランタ・ブレーブスなどで通算305勝を挙げた殿堂入り左腕トム・グラビン氏が同テーマへの見解を明かしている。
 
 まず、「この男が羨ましいよ」と感想をこぼした球界のレジェンドは、「外野と打撃、そして投球を同時にこなしてみたかったね」としみじみコメント。そのうえで、大谷に「できる限り両方やってほしい」と正直な期待を寄せると、「もし片方だけに絞るのであれば、打者より投手の方が支配的な存在になれると思う」と主張した。

 メジャー5年目となる今季は、ここまで打者として打率.259、13本塁打、投手として4勝4敗、防御率3.64と昨季ほどのインパクトを残せていない。現地15日には、今季最長の10試合連続安打をマークしたが、はたして今後のパフォーマンスはどうなるか。その一挙手一投足から目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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