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「マイクはすべてを理解していた」エンジェルス右腕が相手打線に“癖”を見抜かれ4失点。外野のトラウトもうんざり気味

THE DIGEST編集部

2022.06.29

6回はピンチを凌いだペゲーロだが、7回はことごとくホワイトソックス打線に捕まった。(C)Getty Images

 現地時間6月28日、ロサンゼルス・エンジェルスの4番手エルビス・ペゲーロは、ものの見事に癖を読まれ、シカゴ・ホワイトソックス打線に捕まった。

【動画】「凄いうんざりしているようだ」癖を読まれていることを指摘するトラウトの姿をチェック

 6回1死満塁の局面でマウンドに上がったペゲーロは、ティム・アンダーソンをショートゴロに打ち取りダブルプレーで切り抜けるも、続く7回は、四球、左安打で無死一二塁のピンチを招く。すると4番ホゼ・アブレイユに初球95.1マイル(約153キロ)のシンカーを右中間へと運ばれ2点を失い、続くギャビン・シーツに四球を出したところで降板となった。

 米メディア『The Morning Bark』のアダム・スティテス記者は、「マイク・トラウトはエルビス・ペゲーロが癖を見抜かれていることに苛立っている。凄いうんざりしているようだ」と、背後を守っていた中堅手は右腕の仕草が読まれていることに気づいていたという。さらに『The Sporting News』のライアン・ファーガン記者は、「怒ってはいないけど、ただただ残念なばかりだ」とトラウトを代弁するかのように指摘した。
 
 地元紙『Orange County Register』のジェフ・フレッチャー記者によれば、レイ・モンゴメリー監督代行の代行は、「マイクはすべてを理解していた」と試合後に明かした。「フィールド上すべてのプレーヤーは、癖を見ている。だから我々は対策を講じなければいけない。特にペゲーロはね」と反省した。

 ペゲーロが4失点して、大差をつけられたエンジェルス。大谷翔平が17号ソロ弾を放つ活躍も、結局4対11で敗退。連勝も2でストップしてしまった。

構成●THE DIGEST編集部

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