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MLB

108球の熱投で女房役がミット越しに感じた“投手・大谷”の凄み「すべてのボールのスピードを変幻自在に変える」

THE DIGEST編集部

2022.07.01

大谷(右)のボールを受け続けたスタッシ(左)。試合後には偉才の投じる剛速球の凄みを語った。(C)Getty Images

大谷(右)のボールを受け続けたスタッシ(左)。試合後には偉才の投じる剛速球の凄みを語った。(C)Getty Images

 要所で奪う三振が観客を熱狂させた。

 現地時間6月29日、本拠地で行なわれたシカゴ・ホワイトソックス戦に「3番・DH兼投手」として先発登板した大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)は、ファンの熱視線を向けられるなかで、またしても異彩を放った。

 初回に招いた2死二塁、三塁のピンチを90.2マイル(約145.2キロ)のスプリットで、相手5番のギャビン・シーツを空振り三振に仕留めて切り抜けた大谷。これで勢いに乗った右腕が圧巻だったのは4回だ。

 今度は2死満塁の窮地に立たされるのだが、大谷は動じなかった。打席に立った8番のジョシュ・ハリソンをこの日、自己最速となる100.4マイル(約161.5キロ)の4シームで追い込む。そして、ウイニングショットに88.7マイル(約142.7キロ)のスライダーを投じて、空振りの三振に。見事に難局を乗り切ったのだ。

 メジャー5年目にして初の月間4勝(1敗)をマークした大谷。その間の防御率は1.52と上々の値で、白星を掴んだ直近4試合に限れば、その値は0.34にまで減る。さらに今月は奪三振率も11.53とまさに敵を寄せ付けない快投を披露している。
 
 そんな偉才の凄みをミット越しに感じたエンジェルスの捕手マックス・スタッシは、「ショウヘイは特別だ」と試合後に振り返った。

「ショウヘイには6~8ぐらいの球種があって、彼はすべての球種のスピードを変幻自在に変えられるんだ。今日も証明されたけど、彼ができることとそれを操れることは本当に特別だと思うね」

 この日も108球を受けきった31歳の女房役は、「正直言って、何がどう来るかは分からない。常にありとあらゆるものが来る。でも、そのすべてが優れているんだ」と大谷の器用さを称えるとともに、図抜けたポテンシャルに脱帽した。

 敵味方関係なく驚きを隠さない「投手・大谷」の快投。今後も期待せずにはいらないピッチングへの反響は、しばらく続きそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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