一時の離脱を経て、再びその輝きを取り戻している――。
シカゴ・カブスの鈴木誠也は現地時間7月5日、敵地で行われたミルウォーキー・ブルワーズ戦に「4番・右翼」で先発出場すると、6回に勝ち越し2ランを放つなど5打数2安打3打点の活躍。チームも8対3で勝利し、見事ヒーローになった。
左手薬指の負傷から約1ヵ月、鈴木は前日の同カードで復帰すると、最強守護神ジョシュ・ヘイダーから同点ランニング本塁打をマークし、鮮烈なリターンを印象付けた。その興奮が冷めやらぬ中で迎えたこの日は1~2打席こそ凡退したものの、5回の第3打席に大仕事をやってのける。
2対2、1死二塁の場面での初球。“インコース”に投じられた91.8マイル(約147.7キロ)のシンカーを振りぬいた打球はライナーでぐんぐんと伸びていき、あっという間にレフトスタンドへ。2試合連続となる今季6号本塁打を叩き込んで見せたのだ。さらに6回にもレフト前に適時打を放ち、その実力を遺憾なく発揮している。
「信じられない」鈴木誠也の“クソボール”を叩き込んだ今季6号をチェック やはり最大のハイライトは6号アーチなのだが、この一発は現地メディアも驚愕といった表情を浮かべざるを得ないものだった。コースで言えば内角ではあるのだが、そのボールはストライクゾーンを大きく外れ、野球メディア『Baseball Quotes』は「足に投げられた」と表現。いわゆる“クソボール”に対してうまく身体を、バットを使っての一撃となった。
この一撃に何より唖然としたのは、勝ち越し弾を食らった敵軍メディアだった。『MLB.com』のブルワーズ番記者を務めるアダム・マッカルビー氏は、鈴木の第6号に「信じられない」と脱帽。「あんなインサイドのボール球をさばいた上で、フェアにとどめるなんて……」と、侍のバッティング技術にただただ驚嘆していた。
開幕から素晴らしい活躍を披露していた鈴木だったが、5月以降はその輝きが色褪せ、さらに故障で戦線を離れることに。しかし、1ヵ月の時間をおいて、再びその真価を見せつけている。
構成●THE DIGEST編集部
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左手薬指の負傷から約1ヵ月、鈴木は前日の同カードで復帰すると、最強守護神ジョシュ・ヘイダーから同点ランニング本塁打をマークし、鮮烈なリターンを印象付けた。その興奮が冷めやらぬ中で迎えたこの日は1~2打席こそ凡退したものの、5回の第3打席に大仕事をやってのける。
2対2、1死二塁の場面での初球。“インコース”に投じられた91.8マイル(約147.7キロ)のシンカーを振りぬいた打球はライナーでぐんぐんと伸びていき、あっという間にレフトスタンドへ。2試合連続となる今季6号本塁打を叩き込んで見せたのだ。さらに6回にもレフト前に適時打を放ち、その実力を遺憾なく発揮している。
「信じられない」鈴木誠也の“クソボール”を叩き込んだ今季6号をチェック やはり最大のハイライトは6号アーチなのだが、この一発は現地メディアも驚愕といった表情を浮かべざるを得ないものだった。コースで言えば内角ではあるのだが、そのボールはストライクゾーンを大きく外れ、野球メディア『Baseball Quotes』は「足に投げられた」と表現。いわゆる“クソボール”に対してうまく身体を、バットを使っての一撃となった。
この一撃に何より唖然としたのは、勝ち越し弾を食らった敵軍メディアだった。『MLB.com』のブルワーズ番記者を務めるアダム・マッカルビー氏は、鈴木の第6号に「信じられない」と脱帽。「あんなインサイドのボール球をさばいた上で、フェアにとどめるなんて……」と、侍のバッティング技術にただただ驚嘆していた。
開幕から素晴らしい活躍を披露していた鈴木だったが、5月以降はその輝きが色褪せ、さらに故障で戦線を離れることに。しかし、1ヵ月の時間をおいて、再びその真価を見せつけている。
構成●THE DIGEST編集部
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