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「いかに狂気的な存在か」球史を“覆す”大谷翔平の快進撃に米記者が最敬礼!「他の追随を許さないクオリティー」

THE DIGEST編集部

2022.07.08

天井知らずで声価を高めている大谷。その一挙手一投足に米記者は虜になっている。(C)Getty Images

天井知らずで声価を高めている大谷。その一挙手一投足に米記者は虜になっている。(C)Getty Images

 去る7月6日、大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)は、マイアミの地で歴史的快挙を成し遂げた。

 この日のマイアミ・マーリンズ戦で今季14度目の先発登板を果たした28歳は、投打で傑出したパフォーマンスを披露。1920年に打点が公式記録となって以来、1試合で10奪三振と2打点を挙げ、そして盗塁をマークした史上初の選手になった。

 かつて二刀流戦士として異彩を放ち、“野球の神様”として敬愛されたベーブ・ルースですらも成しえなかった大記録をやってのけた。そんな大谷に対する評価は、もはや天井知らずで高まり続けている。

 それこそ大谷に対しては、様々な角度から賛辞が贈られているが、そのなかで興味深い熱弁を振るったのは、米野球専門メディア『Fan Nation』のアレックス・マーフィー記者だ。「ショウヘイ・オオタニはショウヘイ・オオタニにしかできないことをやり続けている」と銘打ったレポート記事で「22年シーズンの初めにはオオタニに対して、一部で懐疑的な声が上がった。だが、彼はここ1か月で他の追随を許さないほどにクオリティーを高めている」と絶賛した。
 
 実際、今季“も”大谷は凄まじい成績を残している。ここまで18本塁打を放ち、投げても8勝目を挙げ、勝利貢献度を示すbWAR4.3はリーグトップだ。日本人史上初となる2年連続のMVPも十分に視野に入っている。

 投手だけでなく、打者としても一流の部類に入っている。だからこそ、マーフィー記者は大谷がいかに稀有な存在であるかを強調する。

「オオタニがいかに狂気的な存在であるか、そして彼の圧倒的な強さをいかに長く維持できるかという点のみで、我々は幾度となく記事を書いた。今のエンジェルスに目を向ければ、彼の歴史的な活躍が見られるはずだ」

 日々一挙手一投足がクローズアップされている大谷。凄すぎるがゆえにMVPの行方などで賛否両論を巻き起こす偉才への期待や注目は、まだまだ収まる気配がない。

構成●THE DIEGST編集部

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