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「昨年であれば入っていたのに」大谷翔平の幻の2発に現地アナリストが嘆き「30球団のうち25球場であれば…」

THE DIGEST編集部

2022.07.09

前日の試合からレフトの広さに苦戦を強いられている大谷。(C)Getty Images

 今季19号(AL7位タイ)となる一発を6試合ぶりに打ち込んだ大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)だが、球場の広さに泣かされたシーンもあった。

 現地時間7月8日、敵地で行なわれたボルティモア・オリオールズ戦の5回無死一塁で迎えた第3打席だ。ボールカウント3‐1とした5球目、96.6マイル(約155.4キロ)の4シームを107.3マイル(約172.6キロ)、36度の角度で捉えた大谷だが、僅かにレフトフェンスには届かず、左飛に倒れた。

 今季からレフトフェンスを2.1メートルから3.7メートルに高くし、最大で9.1メートルも後ろに下げているオリオールパーク・アット・カムデンヤーズ。前日の試合に続いて大谷はまたも、あと一歩のところで退く形となったのだ。

【動画】6試合ぶりの一発!9回に大谷が放った圧巻の19号をチェック

 
 そんな幻の一発に、大谷をこよなく愛することで知られている米放送局『FOX Sports』のアナリスト、ベン・バーランダー氏は「ショウヘイ・オオタニの左中間へのフライアウトは、30球団のうち25球場であれば本塁打になっていたはず!!」と嘆いたうえで、「昨年のカムデンヤーズであれば入っていたのに。でも少し後ろにフェンスを下げられてしまった…」と続けた。

 前日と合わせて2本ほど本塁打数を損をした彼に、日米ファンはため息を漏らす。だが、そんなファンの期待に応えるかのように、28歳は9回の第5打席に6試合ぶりにアーチを描いた。

構成●THE DIGEST編集部

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