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エンジェルスGMがトレード期限までに「決断をしなければならない」と明言!打撃強化を図るチームは大谷翔平をトレードに出す!?

THE DIGEST編集部

2022.07.13

“二刀流”として連日のように球場を沸かせる大谷。8月2日までにトレードされることはあるだろうか?(C)Getty Images

 ロサンゼルス・エンジェルスのペリー・ミナシアンGMが地元紙『Orange County Register』のジェフ・フレッチャー記者による取材に応じた。

 5月下旬から始まった悪夢の14連敗までは勝率6割をキープしていたエンジェルス。だが打線が繋がらなくなると負けが続いた。負の連鎖で球団連敗記録をも塗り替えてしまう悲劇に。これまで指揮を執っていたジョー・マッドン監督をミナシアンGMは突然解任までしたのだ。

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 3度アメリカン・リーグMVPに輝いたマイク・トラウトと、"二刀流"として昨シーズンMVPに輝いた大谷翔平を擁するにもかかわらず、ここまで38勝49敗アメリカン・リーグ西地区4位とワイルドカード争いですら厳しい現状に、多くのファンや関係者は頭を抱える。

 チームを立て直すことは急務であり、連日のように各媒体がトレードや補強について取り上げている。地元紙のフレッチャー記者は、「打撃の不振が投手陣にプレッシャーを与えている。ミナシアンGMはオフにブルペンを補強したが成果を出せていない」と苦境に陥る球団を評し、「もっと打撃強化をする必要があるとGMは認めている」と伝えた。
 
 強化を図るにあたり、目安となるのは現地時間8月2日のトレード期限だ。ミナシアンGMは「具体的な決断を下さなければならない」と断言するも、「考えを固めるのには時期尚早だ。1か月半前とは違う状態になっている。具体的な決断をするまでにはもう少し時間がある」と冷静にコメントし、以下のように続けた。

「広い視野で見ている。我々は悪い状況におかれているかもしれないけど、長期的な視点で、有望株を獲得するかもしれない。選択肢はどれも潰してはいけない」

 果たして、来オフにFAとなる予定の大谷が、今夏のトレード要員となることはあるだろうか? 投打で球場を沸かす28歳の去就に日米の野球ファンが注目する。

構成●THE DIGEST編集部

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