大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)への注目度が上がっている。現地時間7月19日にロサンゼルスのドジャー・スタジアムで開催されるオールスターゲームに「投打」で選出された。
今季も投打での成績は上々だ。とりわけ8勝を挙げている投手としてのそれは圧巻の一語で、防御率2.44、奪三振率12.33、WHIP0.99と軒並みハイアベレージをマークしている。
そこで、熱視線が向けられているのが、オールスターでの先発登板の行方だ。アメリカン・リーグの投手陣はシェーン・マクラナハン(タンパベイ・レイズ)やジャスティン・バーランダー(ヒューストン・アストロズ)、ゲリット・コール(ニューヨーク・ヤンキース)など多士済々。それだけにチームを指揮するダスティー・ベイカー監督も「どれだけの球を投げたのか、どれだけ休んだのか、といったことも考慮に入れて週末に考えようと思う」と慎重に決める姿勢を貫いている。
現地時間7月13日の試合で先発登板予定の大谷は、通常のローテーションを考えれば、19日でマウンドに立つとなれば、やや早い登板を余儀なくされる。それだけにベイカー監督が回避させる可能性も小さくない。
しかし、周囲からはオールスターでの先発登板を「見たい」という声は高まり続けている。MLBの公式ネットワーク局『MLB Network』の番組「MLB Tonight」に出演した元サンディエゴ・パドレスの右腕ジェイク。ピービーは「リーグ最高の投手をあげるなら、シェーン・マクラナハンがいる。彼が先発になるべきだとは思う。別格だ」と語ったうえで、こう論じている。
「でも、オールスターの雰囲気を盛り上げたくて、観客の声援を聞きたいならショウヘイだ。何よりもショウヘイとカーショウのマッチアップは見るべきだろう。世界中が見たいと思っているよ。ショウヘイは打席でも素晴らしいが、最近はマウンド上で完全に火消し屋になってる。ただただ必見だよ。エンジェルスを見るのはハッキリ言って楽しくないけど、彼の先発なら見るべきだ」
さらに「全世界に見てもらう、そして誰もが興奮すると考えるなら、ショウヘイなんだ」と強調したピービーは、ビジネス的にも大谷の先発登板が最適だと訴えている。
「俺はジャスティン・バーランダーも好きだ。だけど、彼は日本の全国民を釘付けにはしない。ロサンゼルスというマーケットの大きさを考えれば、日本の人気もかなり取り込めると思うんだ。本当に素晴らしいストーリーになる。もちろん、選ばれた彼らは誰もが先発に図抜けているし、先発の価値があると思うけどね」
2007年にサイ・ヤング賞も獲得し、オールスターには4度も出場したピービー。そんな球史に残る名投手がここまで期待する大谷の球宴先発登板は、はたして実現するのか。ベイカー監督の決断が注目される。
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】大谷翔平の選出は「不公平だ」! アルバレスの母国記者がオールスター投票に苦言「劣る選手が選ばれるのは考えられない」
【関連記事】「オオタニは先発に値しない」大谷翔平の“大逆転”オールスター先発選出に賛否両論「アルバレスよりスターだった」
【関連記事】「過大評価を凌駕した」大谷翔平の現実離れした活躍に米記者も愕然。“逆風”を吹き返した「想像を絶する事実」
今季も投打での成績は上々だ。とりわけ8勝を挙げている投手としてのそれは圧巻の一語で、防御率2.44、奪三振率12.33、WHIP0.99と軒並みハイアベレージをマークしている。
そこで、熱視線が向けられているのが、オールスターでの先発登板の行方だ。アメリカン・リーグの投手陣はシェーン・マクラナハン(タンパベイ・レイズ)やジャスティン・バーランダー(ヒューストン・アストロズ)、ゲリット・コール(ニューヨーク・ヤンキース)など多士済々。それだけにチームを指揮するダスティー・ベイカー監督も「どれだけの球を投げたのか、どれだけ休んだのか、といったことも考慮に入れて週末に考えようと思う」と慎重に決める姿勢を貫いている。
現地時間7月13日の試合で先発登板予定の大谷は、通常のローテーションを考えれば、19日でマウンドに立つとなれば、やや早い登板を余儀なくされる。それだけにベイカー監督が回避させる可能性も小さくない。
しかし、周囲からはオールスターでの先発登板を「見たい」という声は高まり続けている。MLBの公式ネットワーク局『MLB Network』の番組「MLB Tonight」に出演した元サンディエゴ・パドレスの右腕ジェイク。ピービーは「リーグ最高の投手をあげるなら、シェーン・マクラナハンがいる。彼が先発になるべきだとは思う。別格だ」と語ったうえで、こう論じている。
「でも、オールスターの雰囲気を盛り上げたくて、観客の声援を聞きたいならショウヘイだ。何よりもショウヘイとカーショウのマッチアップは見るべきだろう。世界中が見たいと思っているよ。ショウヘイは打席でも素晴らしいが、最近はマウンド上で完全に火消し屋になってる。ただただ必見だよ。エンジェルスを見るのはハッキリ言って楽しくないけど、彼の先発なら見るべきだ」
さらに「全世界に見てもらう、そして誰もが興奮すると考えるなら、ショウヘイなんだ」と強調したピービーは、ビジネス的にも大谷の先発登板が最適だと訴えている。
「俺はジャスティン・バーランダーも好きだ。だけど、彼は日本の全国民を釘付けにはしない。ロサンゼルスというマーケットの大きさを考えれば、日本の人気もかなり取り込めると思うんだ。本当に素晴らしいストーリーになる。もちろん、選ばれた彼らは誰もが先発に図抜けているし、先発の価値があると思うけどね」
2007年にサイ・ヤング賞も獲得し、オールスターには4度も出場したピービー。そんな球史に残る名投手がここまで期待する大谷の球宴先発登板は、はたして実現するのか。ベイカー監督の決断が注目される。
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】大谷翔平の選出は「不公平だ」! アルバレスの母国記者がオールスター投票に苦言「劣る選手が選ばれるのは考えられない」
【関連記事】「オオタニは先発に値しない」大谷翔平の“大逆転”オールスター先発選出に賛否両論「アルバレスよりスターだった」
【関連記事】「過大評価を凌駕した」大谷翔平の現実離れした活躍に米記者も愕然。“逆風”を吹き返した「想像を絶する事実」