現地時間7月19日に開催されるメジャーリーグのオールスター・ゲームは、各リーグともに出場選手が出揃った。ロサンゼルス・エンジェエルスの大谷翔平は、投手と指名打者のそれぞれ2年連続の出場を決めた。となれば、やはり気になるのは、先発としてマウンドに立てるかどうかだ。
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今年はホームラン・ダービーへの出場は断念した大谷。しかしながら、アメリカン・リーグでの先発投手の可能性は大いにある。
現地時間13日に本拠地で開催されたヒューストン・アストロズ戦では「1番・DH兼投手」で先発出場し、6回(105球)1失点、被安打4、12奪三振の快投で9勝目をマーク。メジャー屈指の実力をあらためて証明した。球宴でアメリカン・リーグの監督を務めることになったアストロズのダスティ・ベイカー監督は、エンジェルスのフィル・ネビン監督代行とも話したとも言われている。
もっとも、9勝4敗、防御率2.38を記録している大谷だが、必ずしもア・リーグナンバーワンのスタッツを誇る投手ではない。
リーグトップの勝ち星を挙げているのは、アストロズのジャスティン・バーランダー。ただ、このベテラン右腕は16日に行なわれるオークランド・アスレチック戦で先発を予定となっているため、中2日で先発を務めるのは難しいと見られている。ベイカー監督もすでにオールスターで起用しない方針を明確にしている。
一方、防御率ナンバーワン(1.71)のタンパベイ・レイズのシェーン・マクラナハンには、先発の可能性がある。大谷と同じ13日に登板した左腕は、球宴までは中5日あるのだ。
だが、米メディアの期待はやはり大谷に集中している。米メディア『Clutch Points』のジョニー・レックス記者は、「オオタニが2022年のMLBオールスター・ゲームに先発するのは、メジャーリーグ史上最もインパクトのある出来事の一つかもしれない」とし、以下のように続けた。
「彼はアメリカン・リーグの投手のなかで最高のスタッツを持っていないかもしれないが、野球界でも特別な存在だ。ベーブ・ルースの二刀流に匹敵する選手がいなかったように、彼のような選手は何十年経っても現れないかもしれない。一世一代の才能なんだ」
エンジェルスのポストシーズン進出がほぼ絶望的になった今、大谷がオールスターという檜舞台で先発登板することを楽しみにしているファンは多いのではないだろうか。あと数日に迫った真夏の祭典。今後の動向を見守っていきたい。
構成●THE DIGEST編集部
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今年はホームラン・ダービーへの出場は断念した大谷。しかしながら、アメリカン・リーグでの先発投手の可能性は大いにある。
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もっとも、9勝4敗、防御率2.38を記録している大谷だが、必ずしもア・リーグナンバーワンのスタッツを誇る投手ではない。
リーグトップの勝ち星を挙げているのは、アストロズのジャスティン・バーランダー。ただ、このベテラン右腕は16日に行なわれるオークランド・アスレチック戦で先発を予定となっているため、中2日で先発を務めるのは難しいと見られている。ベイカー監督もすでにオールスターで起用しない方針を明確にしている。
一方、防御率ナンバーワン(1.71)のタンパベイ・レイズのシェーン・マクラナハンには、先発の可能性がある。大谷と同じ13日に登板した左腕は、球宴までは中5日あるのだ。
だが、米メディアの期待はやはり大谷に集中している。米メディア『Clutch Points』のジョニー・レックス記者は、「オオタニが2022年のMLBオールスター・ゲームに先発するのは、メジャーリーグ史上最もインパクトのある出来事の一つかもしれない」とし、以下のように続けた。
「彼はアメリカン・リーグの投手のなかで最高のスタッツを持っていないかもしれないが、野球界でも特別な存在だ。ベーブ・ルースの二刀流に匹敵する選手がいなかったように、彼のような選手は何十年経っても現れないかもしれない。一世一代の才能なんだ」
エンジェルスのポストシーズン進出がほぼ絶望的になった今、大谷がオールスターという檜舞台で先発登板することを楽しみにしているファンは多いのではないだろうか。あと数日に迫った真夏の祭典。今後の動向を見守っていきたい。
構成●THE DIGEST編集部
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