7月も半ばを過ぎ、メジャーリーグはシーズン折り返しを迎えている。恒例のオールスター・ゲーム開催が目前となったこの時期、今季も米球界の話題の中心にいるのが大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)だ。
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今月のエンジェルスは、ここまで2勝11敗。大谷先発登板での白星以外で勝てないというチーム状況が、皮肉にも背番号17の存在感を際立たせている。
19日に開催されるオールスター・ゲームは、投手と指名打者で2年連続選出となり、ホームラン・ダービーの出場が見送られたものの、主役のひとりとして各方面から期待の声は大きい。
さらに今月8日、米老舗誌『Baseball Digest』による創刊80周年の記念企画では、1942年から昨季までの「象徴的選手80人」に選ばれており、ここでも球史に名を刻むこととなった。
さまざまな記録や名誉など、グラウンド内外で連日のように球界内での大きな関心事として取り上げられている大谷。そしてもう一つ、ここにきてさらに加速してきているのがシーズン中の移籍話だ。
勝利に飢える二刀流スターの意欲とは対照的に、低迷の一途をたどるエンジェルス。現地メディアでは、これまで伝えられてきた契約状況、球団の財政事情のほか、具体的なトレード候補となる球団名といった話題が賑わせてきている。
7月末のトレード期限に向けて例年、オールスター直後より選手の移籍が活発に行なわれることもあり、サムライに関する今後の動向がこの夏の大きなトピックのひとつとなる可能性は十分に高い。
16日には、スペイン紙『MARCA』が、「ショウヘイ・オオタニの将来は不透明?本人がさらなる選択肢を考えている可能性も」とのタイトルで記事を掲載。今後も去就については混迷を極めると予測し、「オオタニの才能をフランチャイズに誘い込もうとする球団も影を潜めているが、それらの球団がどこであるかは確認されていない」と述べている。
加えて、その現状については、「エンジェルスがサポートし、日本の象徴を愛していることから、彼がチーム移籍を考えているかどうかさえ、まだコメントがないのである」と伝えており、表立った動きをみせていないことを強調した。
はたして、水面下ではどんな思惑が入り乱れているのだろうか。いずれにせよ、二刀流の真価を発揮し続けるサムライが、この夏も主役であるのは間違いない。
構成●THE DIGEST編集部
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今月のエンジェルスは、ここまで2勝11敗。大谷先発登板での白星以外で勝てないというチーム状況が、皮肉にも背番号17の存在感を際立たせている。
19日に開催されるオールスター・ゲームは、投手と指名打者で2年連続選出となり、ホームラン・ダービーの出場が見送られたものの、主役のひとりとして各方面から期待の声は大きい。
さらに今月8日、米老舗誌『Baseball Digest』による創刊80周年の記念企画では、1942年から昨季までの「象徴的選手80人」に選ばれており、ここでも球史に名を刻むこととなった。
さまざまな記録や名誉など、グラウンド内外で連日のように球界内での大きな関心事として取り上げられている大谷。そしてもう一つ、ここにきてさらに加速してきているのがシーズン中の移籍話だ。
勝利に飢える二刀流スターの意欲とは対照的に、低迷の一途をたどるエンジェルス。現地メディアでは、これまで伝えられてきた契約状況、球団の財政事情のほか、具体的なトレード候補となる球団名といった話題が賑わせてきている。
7月末のトレード期限に向けて例年、オールスター直後より選手の移籍が活発に行なわれることもあり、サムライに関する今後の動向がこの夏の大きなトピックのひとつとなる可能性は十分に高い。
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加えて、その現状については、「エンジェルスがサポートし、日本の象徴を愛していることから、彼がチーム移籍を考えているかどうかさえ、まだコメントがないのである」と伝えており、表立った動きをみせていないことを強調した。
はたして、水面下ではどんな思惑が入り乱れているのだろうか。いずれにせよ、二刀流の真価を発揮し続けるサムライが、この夏も主役であるのは間違いない。
構成●THE DIGEST編集部
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