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“球宴前ラスト試合”を大谷翔平がマルチ安打締め! 一方、エンジェルスは「大谷しか勝たん」脱出ならず

THE DIGEST編集部

2022.07.17

第3打席でライト前ヒットを放つ大谷。登板日以外でチームの連敗が続くなか、マルチ安打の活躍を見せた。(C)Getty Images

 現地時間7月16日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、本拠地で行なわれたロサンゼルス・ドジャース戦に「2番・DH」でスタメン出場し、4打数2安打をマーク。3試合ぶり、今季23度目のマルチ安打でオールスター前の前半最終戦を締めくくっている。

【動画】大谷翔平が前半最終戦でマルチ安打! 第3、4打席の様子をチェック

 この日の相手先発は、昨季20勝を挙げている左腕フリオ・ウリアスだ。初回無死一塁の第1打席で大谷は、カウント0ー1から93.6マイル(約150.6キロ)のシンカーをフルスイング。バットが根元から真っ二つに折れ、打球もどん詰まりでショートフライに倒れた。

 エンジェルスが序盤に3被弾するなど6点のリードを奪われるなか、3回2死一塁の第2打席では、95.3マイル(約153.3キロ)の初球フォーシームを高々と打ち上げる。この打球を一塁手フレディ・フリーマンがまさかの落球。ラッキーな形で出塁を果たしたが、なかなか得点には繋がらない。

 さらに、6回無死1一塁の第3打席は、甘く入った80.6マイル(約129.7キロ)の初球カーブをライト前に弾き返し、チャンスを広げるが、この回も後続が倒れて無得点。6点を追う8回1死走者なしの第4打席も、2番手ケイレブ・ファーガソンからライト前ヒットを放ったが、打線は続かなかった。

 試合は、エンジェルスが1対7と大敗。大谷の登板日以外では、これで泥沼の13連敗となっている。

構成●THE DIGEST編集部

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