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「正しく評価しよう」米アナリストが大谷翔平の“二刀流”の価値を再強調!「みんな十分に評価できていない」と不満

THE DIGEST編集部

2022.07.29

11奪三振と今季9試合目の2桁奪三振も、勝利には結び付かなかった大谷。だが、米人気アナリストは「MVP」であると主張する(C)Getty Images

 現地時間7月28日、テキサス・レンジャーズ戦に「1番・投手兼DH」で先発したロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、6回(98球)投げ、2失点、11奪三振を記録。6試合連続で2桁奪三振と好投も、味方の援護がなく黒星を喫した。

 大谷の敗北によって104年ぶりとなる「2桁勝利&2桁本塁打」の偉業が先延ばしになった一方で、今季のアメリカン・リーグMVP候補であるアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)は、この日サヨナラ弾で39号を放った。これによってSNS上では当然のように「MVP論争」が活発化。ア・リーグ東地区首位を独走するヤンキースの状況もあって「ジャッジこそMVPだ」という論調が強まった。

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 だが、これを黙って見逃さなかった男がいる。米放送局『Fox Sports」のアナリストであるベン・バーランダー氏だ。かねてより大谷マニアを公言する彼は自身のツイッターで「またショウヘイ・オオタニが圧倒的な先発試合をやってのけた」とレンジャーズ戦の活躍を伝え、「みんな彼の投球を十分に評価できていないように感じる」と不満を露わにした。
 
「もし彼が投手だけであるなら、この成績は驚くべきものだ。彼は"二刀流"であるにもかかわらず、みんな『なぜオオタニがMVPでないか教えてあげよう』と言ってくる。止めろ。正しく評価しよう」

 打って、投げて、走って――と、シーズンを通して球場を沸かし続けている大谷。尽きずにあらゆる娯楽性を提供する二刀流スターに引き続き注目するとともに、議論が白熱するジャッジらライバルたちとのMVPレースも興味深く見守りたい。

構成●THE DIGEST編集部 

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