ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平が現地時間8月5日に、T-モバイルパークで行なわれたシアトル・マリナーズ戦に「2番・指名打者」で先発出場。大谷は5打数1安打4三振で、エンジェルスは延長戦の末に4-3で勝利を収めた。
この日の「打者・大谷」はマリナーズ先発の昨季サイ・ヤング賞投手のロビー・レイに苦しめられた。第1打席で空振りの三振に倒れると、第2、第3打席も空振り三振に斬って取られた。投手が2番手のエリック・スワンソンに代わった8回の第4打席では"大谷シフト"の逆を突く、三塁への内野安打とした。さらに、延長戦に突入した10回の第5打席では再び空振りの三振に倒れた。
【動画】エンジェルスのシエラがランニングHRで2点目を狙い激走! 本塁クロスプレーの判定は… 試合は1回表にエンジェルスが2死からルイス・レンヒーフォの二塁打とジョー・アデルのタイムリーで1点を先制。さらに9回にはマックス・スタッシの7号2ランが飛び出し3-0とする。エンジェルスは先発パトリック・サンドバル、2番手アーロン・ループの好投で8回まで3点をリードするが、9回裏に抑えのジェシー・チャベスが打ち込まれ、まさかの同点に……。試合は延長戦に突入する。
延長10回、エンジェルスはテイラー・ウォードの犠牲フライで1点を勝ち越し。その裏のマリナーズの攻撃を5番手のジミー・ハーゲットが封じ、4-3で勝ち切った。エンジェルスは3試合ぶりの勝利となった。
エンジェルスは前日のオークランド・アスレティックス戦で、大谷が23号、24号の2発のソロホームランを放ち、チームとしても7本のソロホームランを放ちながら7-8で敗れていた。それだけに、この日はなんとか最後の粘りを見せて、汚名返上の白星を掴む格好となった。
構成●THE DIGEST編集部
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