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「MVPペースでプレーしている」52号と止まらないジャッジに米メディアが賛辞! ア・リーグ年間記録更新まで「あと10本塁打だ」

THE DIGEST編集部

2022.09.04

52号を放ったジャッジ。依然、ア・リーグ記録の61本を上回るペースだ。(C) Getty Images

 まだまだ"怪物スラッガー"の勢いは止まらない。今季、圧倒的な打棒を見せつけているニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジだ。

 現地時間9月3日、敵地のタンパベイ・レイズ戦に「1番・センター」としてスタメン出場したジャッジは、自己最多タイとなる3試合ぶりの52号ソロを放つなど、4打数2安打1打点と奮闘。チームが惜しくも1対2と敗れたなか、流石の好パフォーマンスで見せ場を作った。
【動画】依然として63本ペースを維持!ジャッジが右方向への特大52号ソロ

 現在、大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)とのMVP争いでも大きな注目が寄せられているジャッジ。MLB公式サイトが「年間63本ペース」と予測するなど、今季ここまで、ロジャー・マリス氏が持つアメリカン・リーグのシーズン本塁打記録(1961年、61本)を超える驚異のペースで打ちまくっている。
 

 この活躍を受けた米スポーツメディア『CBS Sports』のマイク・アクシサ記者は、試合後に掲載した記事のなかで、「ア・リーグのシーズン本塁打記録まで、あと一歩のところまで来ている」と改めて報道。ジャッジがマリス氏の記録を破るまで、「残り29試合で10本塁打が必要だ」とカウントダウンした。

 一方、8月31日のエンジェルス戦から3連敗を喫したヤンキースに対しては、厳しい指摘も。「ジャッジはMVPペースでプレーしているにもかかわらず、(チームからの)助けがまったく得られていない」とし、圧倒的首位を維持してきたア・リーグ東地区でのリードが、「最大15.5ゲームから4ゲームにまで縮まってしまった」と伝えている。

 レギュラーシーズンも残すところ約1か月。もはやジャッジと大谷に絞られた感のあるMVPレースだが、はたしていかなる結末を迎えるだろうか。ハイレベルな激戦に今後も注目していきたい。

構成●THE DIGEST編集部
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