二刀流スターの“止まらぬ進化”に米識者も驚きを隠せない。
現地時間9月5日、“ピッチング・ニンジャ”の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏は、米放送局『FOX Sports』に一本の記事を寄稿。投打で活躍するロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平について、「最も感銘を受けるのは、投手として常に進化し続ける能力だ」と言及し、7月から見られる“ターボシンカー”を解析した。
6月に行なわれた米老舗誌『TIME』のインタビューでは、大谷の持ち球にシンカーがないと明かされていたが、7月6日のマイアミ・マーリンズ戦で同球種を初披露すると、その後はブルペンなどで試行錯誤。8月15日のシアトル・マリナーズ戦から本格的に使い始め、徐々にその精度を高めている。
この“新球種導入”に関してフリードマン氏は、「すでに圧倒的な投手として、優れたシーズンを送っていたのだから(シンカーが)必要だったわけではない」としながら、「通常、新しい球種を完成させるのにオフシーズンまで待つが、オオタニはシーズン真っ只中にシンカーを追加した」と、その“特異ぶり”を説明した。
【動画】米投球分析家も驚愕の100マイルの2シーム! 大谷翔平の奪三振シーンをチェック また、8月31日のニューヨーク・ヤンキース戦では、2番手右腕クレイ・ホームズの100マイル(約160.9キロ)シンカーを打者として体感し、それに驚く表情が話題となっていた大谷。しかし、次に登板した9月3日のヒューストン・アストロズ戦では、投手として同じく100マイルのシンカーを再現している。
「つまり、オオタニはシーズン途中にシンカーを加えただけでなく、まさに素晴らしい投球を追加してみせたのだ。これはまさに伝説的なもので、オオタニは超人的な身体的才能を持っているだけでなく、望めばいつでも投げる球種を変えられるのだと証明している」
記事の終盤では、「次にどんなことを仕掛けてくるのか待ち遠しい」とさらなる期待が寄せられた大谷。シーズン終盤戦の熱気が増すなか、なおも進化を続ける “異次元のポテンシャル”には、ただただ驚かされるばかりだ。
構成●THE DIGEST編集部
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6月に行なわれた米老舗誌『TIME』のインタビューでは、大谷の持ち球にシンカーがないと明かされていたが、7月6日のマイアミ・マーリンズ戦で同球種を初披露すると、その後はブルペンなどで試行錯誤。8月15日のシアトル・マリナーズ戦から本格的に使い始め、徐々にその精度を高めている。
この“新球種導入”に関してフリードマン氏は、「すでに圧倒的な投手として、優れたシーズンを送っていたのだから(シンカーが)必要だったわけではない」としながら、「通常、新しい球種を完成させるのにオフシーズンまで待つが、オオタニはシーズン真っ只中にシンカーを追加した」と、その“特異ぶり”を説明した。
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「つまり、オオタニはシーズン途中にシンカーを加えただけでなく、まさに素晴らしい投球を追加してみせたのだ。これはまさに伝説的なもので、オオタニは超人的な身体的才能を持っているだけでなく、望めばいつでも投げる球種を変えられるのだと証明している」
記事の終盤では、「次にどんなことを仕掛けてくるのか待ち遠しい」とさらなる期待が寄せられた大谷。シーズン終盤戦の熱気が増すなか、なおも進化を続ける “異次元のポテンシャル”には、ただただ驚かされるばかりだ。
構成●THE DIGEST編集部
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