MLBのレギュラーシーズンは、いよいよ佳境に入ろうとしている。そのなかで今、最も話題を集めているのは、大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)とアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)のMVPレースだ。
【動画】MVPに輝くのはどっち?大谷翔平の34号、ジャッジの56号&57号をチェック
昨年MVPを獲得した大谷は、今季も“二刀流”として躍動。現地8月9日のオークランド・アスレティックス戦では、ベーブ・ルース以来104年ぶりとなる「シーズン2桁本塁打&2桁勝利」を成し遂げた。
一方、ライバルのジャッジは、現地9月13日のボストン・レッドソックス戦で2本のホームランを放ち、今季57本塁打に到達。ロジャー・マリスが1961年に打ち立てたアメリカン・リーグ最多記録(61本)まで、あと4本に迫っている。
そんな2人のスターを巡り、どちらがMVPを受賞するか論争が巻き起こるなか、米スポーツ専門メディア『ClutchPoints』のオーウェン・クリサフリ記者は、「エンジェルスのショウヘイ・オオタニがアーロン・ジャッジに勝って、アメリカン・リーグのMVPを獲得する3つの理由」と題した記事を掲載。次のように大谷を推す理由を列挙した。
まず1つ目の理由は、「アーロン・ジャッジは打撃のみ、ショウヘイ・オオタニは打撃と投球の両方で成績を残している」ということだ。最優秀選手賞は、シーズンを通してチームにとって最も価値のある選手に与えられるため、何本ホームランを打ったかがすべてではないとしている。他の選手ができないことを凄まじいスピードでやっている“二刀流”は、ジャッジよりも価値があると論じた。
続いて2つ目の理由は、「ショウヘイ・オオタニは投手として成長した」ということだ。昨季、特に目立ったのは打撃だったが、今季は逆転して投球内容が素晴らしいと評価。昨シーズンは9勝2敗、防御率3.18、156奪三振、WHIP1.09だったが、今シーズンは12勝8敗、防御率2.55、188奪三振、WHIP1.06という成績を残しており、大幅に改善されたと絶賛した。
そして「ショウヘイ・オオタニは異端の打者であり続けている」というのが3つ目の理由だ。この賞の受賞者を打撃だけで判断するなら、答えはジャッジだとしつつも、「オオタニはピッチャーだが、ジャッジはピッチャーではない」と強調。昨年のように46本塁打をマークするのは難しいかもしれないが、シーズン終了までに40本塁打、100打点に達する可能性は十分にあり、打率も昨シーズンから1分(10ポイント)近くアップしていると称えた。
シーズン残り1か月を切ったが、勢いを止めようとしない大谷とジャッジ。そんな歴史に名を刻み続ける2人の偉才からますます目が離せない。
構成●THE DIGEST編集部
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そんな2人のスターを巡り、どちらがMVPを受賞するか論争が巻き起こるなか、米スポーツ専門メディア『ClutchPoints』のオーウェン・クリサフリ記者は、「エンジェルスのショウヘイ・オオタニがアーロン・ジャッジに勝って、アメリカン・リーグのMVPを獲得する3つの理由」と題した記事を掲載。次のように大谷を推す理由を列挙した。
まず1つ目の理由は、「アーロン・ジャッジは打撃のみ、ショウヘイ・オオタニは打撃と投球の両方で成績を残している」ということだ。最優秀選手賞は、シーズンを通してチームにとって最も価値のある選手に与えられるため、何本ホームランを打ったかがすべてではないとしている。他の選手ができないことを凄まじいスピードでやっている“二刀流”は、ジャッジよりも価値があると論じた。
続いて2つ目の理由は、「ショウヘイ・オオタニは投手として成長した」ということだ。昨季、特に目立ったのは打撃だったが、今季は逆転して投球内容が素晴らしいと評価。昨シーズンは9勝2敗、防御率3.18、156奪三振、WHIP1.09だったが、今シーズンは12勝8敗、防御率2.55、188奪三振、WHIP1.06という成績を残しており、大幅に改善されたと絶賛した。
そして「ショウヘイ・オオタニは異端の打者であり続けている」というのが3つ目の理由だ。この賞の受賞者を打撃だけで判断するなら、答えはジャッジだとしつつも、「オオタニはピッチャーだが、ジャッジはピッチャーではない」と強調。昨年のように46本塁打をマークするのは難しいかもしれないが、シーズン終了までに40本塁打、100打点に達する可能性は十分にあり、打率も昨シーズンから1分(10ポイント)近くアップしていると称えた。
シーズン残り1か月を切ったが、勢いを止めようとしない大谷とジャッジ。そんな歴史に名を刻み続ける2人の偉才からますます目が離せない。
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