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「MVPはオオタニだ!」“二刀流”で躍動した大谷翔平に反響止まず!「彼を応援せずにはいられない」と米記者は感嘆

THE DIGEST編集部

2022.10.01

投打で躍動した大谷。球場ではMVPコールが巻き起こった。(C)Getty Images

 注目のMVP争いでも存在感を示した。

 現地時間9月29日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、本拠地で行なわれたオークランド・アスレティックス戦に「3番・DH兼投手」で先発出場。8回2死までノーヒットノーラン投球を披露して、チームの4対2での勝利に貢献した。

【動画】「彼を応援せずにはいられない」ファンも総立ちで拍手!8回を投げ切った大谷翔平をチェック

 この日の大谷は圧巻だったと言うほかない。打っては4打数2安打1打点、投げては8回(108球)、被安打2、奪三振10、与四球1、無失点と好投。メジャー自己最長の14試合連続安打&メジャー自己最多の15勝目をマークしたのである。

 縦にも横にも曲がるスライダーを変幻自在に操り、相手打者を翻弄。7回まで無安打無失点に抑えた28歳は、8回2死で相手6番打者コナー・カペルに初安打を許し、ノーヒットノーランの偉業はお預けになった。だがしかし、マウンドを降りる際に送られた観客席からの万雷の拍手と「MVPコール」は、彼の偉才ぶりを如実に物語るものだった。

 試合後、ア・リーグのMVPの候補として名が挙がっている背番号17に各国から称賛の声が相次いだ。カナダメディアの『Sportsnet Stats』は公式ツイッターで「ショウヘイ・オオタニが8回2死までノーヒットノーラン投球。ア・リーグの MVP争いに爆弾を投下する」とこの日の活躍もMVPレースのプラス材料になりそうだと指摘した。

 また、米独立リーグのミズーラ・パドルヘッドのフィールドマネージャーを務めるマイケル・シュラクト氏は、「確かに今季61本塁打をマークしたアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)はすごい。だけども、ショウヘイ・オオタニは投手としても打者としても才能を発揮していて、もっと素晴らしいよ。MVPはオオタニだ!」とジャッジではなく、二刀流スターを自らのMVPに推した。
 
 さらに米スポーツ専門誌『The Sporting News』のダニエル・ヤノフスキー記者は、「ショウヘイ・オオタニは8回二死の場面でヒットを打たれ、ノーヒットノーランを逃したが、打席でもマウンドでも素晴らしい試合をした。ア・リーグのMVPに関しては、彼を応援せずにはいられない」と大谷を激賞している。

 シーズンも終盤に差し掛かり、残り6試合となったエンジェルス。最後の最後まで二刀流スターは異次元のパフォーマンスで楽しませてくれそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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