ワールドシリーズ第4戦で、アストロズが4投手による継投ノーヒッターを達成した。ワールドシリーズでのノーノーは、1956年に完全試合を達成したドン・ラーセン(ヤンキース)以来2度目。今回の快挙についての“トリビア”を4つ紹介しよう。
▼6月に続く今季2度目の快挙
アストロズが今季、継投ノーヒッターを達成するのはこれが初めてではない。6月25日のヤンキース戦でも、3投手のリレーでノーノーを記録している。先発として起点となったのは今日と同じくクリスチャン・ハビアで、アーロン・ジャッジを中心とする強力打線を相手に7回13奪三振(1四球)の快投。9回を締めたがライアン・プレスリーだったのも今日と同様だ。
▼”ノーヒッター被害”も今季2度目
フィリーズ先発のアーロン・ノラが、自身の登板試合でノーヒッターを達成されるのも今季2度目。4月29日のメッツ戦に先発したノラは、6回3失点9奪三振とクオリティ・スタートを記録したものの、メッツ投手陣が5投手の継投で無安打無得点に抑えた。この日はカイル・シュワーバーが3四球を選び、5回には2死一、二塁の好機を作るなどフィリーズ打線も粘りを見せたが、安打だけは出なかった。
▼わずか3度の“ミラクル”に2度に立ち会った指揮官
ラーセンと今回の他に、プレーオフではもう一度ノーヒッターが達成されている。ロイ・ハラデイ(フィリーズ)が10年10月6日、レッズとの地区シリーズ初戦で1四球のみの準完全試合を成し遂げたのだ。いわばフィリーズは、プレーオフでノーヒッターを達成し、そして相手にも達成された唯一のチームと言うことになる。
なお、この時のレッズの監督は、現在アストロズを率いているダスティ・ベイカーだった。プレーオフの長い歴史の中で3度しかないノーヒッターのうち、ベイカー監督は食らいもすれば、食らわせもするという驚きのキャリアを送っている。
▼ノーヒッターのレジェンドの誕生日に……
この第5戦が行われた11月2日は奇しくも、1938年に史上唯一の2試合連続ノーヒッターを記録したジョニー・バンダーミーアの誕生日だった。これについて、webニュースサイト『スポーティング・ニューズ』のライアン・フェイガン記者は「(バンダーミーアの誕生日である)今日という日に、歴史的なノーヒッターが達成されるのは何ともふさわしい話だ」と感慨深げにツイートした。
構成●SLUGGER編集部
▼6月に続く今季2度目の快挙
アストロズが今季、継投ノーヒッターを達成するのはこれが初めてではない。6月25日のヤンキース戦でも、3投手のリレーでノーノーを記録している。先発として起点となったのは今日と同じくクリスチャン・ハビアで、アーロン・ジャッジを中心とする強力打線を相手に7回13奪三振(1四球)の快投。9回を締めたがライアン・プレスリーだったのも今日と同様だ。
▼”ノーヒッター被害”も今季2度目
フィリーズ先発のアーロン・ノラが、自身の登板試合でノーヒッターを達成されるのも今季2度目。4月29日のメッツ戦に先発したノラは、6回3失点9奪三振とクオリティ・スタートを記録したものの、メッツ投手陣が5投手の継投で無安打無得点に抑えた。この日はカイル・シュワーバーが3四球を選び、5回には2死一、二塁の好機を作るなどフィリーズ打線も粘りを見せたが、安打だけは出なかった。
▼わずか3度の“ミラクル”に2度に立ち会った指揮官
ラーセンと今回の他に、プレーオフではもう一度ノーヒッターが達成されている。ロイ・ハラデイ(フィリーズ)が10年10月6日、レッズとの地区シリーズ初戦で1四球のみの準完全試合を成し遂げたのだ。いわばフィリーズは、プレーオフでノーヒッターを達成し、そして相手にも達成された唯一のチームと言うことになる。
なお、この時のレッズの監督は、現在アストロズを率いているダスティ・ベイカーだった。プレーオフの長い歴史の中で3度しかないノーヒッターのうち、ベイカー監督は食らいもすれば、食らわせもするという驚きのキャリアを送っている。
▼ノーヒッターのレジェンドの誕生日に……
この第5戦が行われた11月2日は奇しくも、1938年に史上唯一の2試合連続ノーヒッターを記録したジョニー・バンダーミーアの誕生日だった。これについて、webニュースサイト『スポーティング・ニューズ』のライアン・フェイガン記者は「(バンダーミーアの誕生日である)今日という日に、歴史的なノーヒッターが達成されるのは何ともふさわしい話だ」と感慨深げにツイートした。
構成●SLUGGER編集部