メジャーリーグは現地時間11月5日、ワールドシリーズ第6戦が行われ、ヒューストン・アストロズが4対1でフィラデルフィア・フィリーズに勝利。シリーズ成績を4勝2敗とし、2017年以来となる世界一を手にした。そして、シリーズMVPにはリーグ優勝決定シリーズに続いてルーキーのジェレミー・ペーニャが選ばれている。
【動画】これがGGの美技! MVPを手にしたペーニャの好守をチェック
ペーニャはワールドシリーズで25打数10安打(打率.400)、5得点、1本塁打、3打点をマーク。うち2試合で決勝打を放ってチームを勝利に導いた。守ってもゴールドグラブに選ばれた遊撃守備で好守を連発。リーグ優勝決定シリーズとのダブルMVPは史上9人目、ルーキーでは1997年のリバン・ヘルナンデス(フロリダ・マーリンズ)以来2人目の快挙だった。
受賞が決まった瞬間、ペーニャは興奮しながら「ワールドシリーズ制覇は夢に見た瞬間でした。ヒューストンのみんな、愛してるよ」とファンに感謝。歴史的快挙に関しては「周りのみんなが助けてくれたんです」と謙遜しつつ、「個人の賞もうれしいけど、チームで獲得したトロフィーの方がうれしいです!」と、全員で成し遂げた最大の目標完遂に喜びを露わにしていた。
昨オフ、アストロズは正遊撃手としてチームの大黒柱だったカルロス・コレアがFAとなって退団。内野の要が今季の課題として見られていたが、マイナーで力をつけていたペーニャが開幕からその穴をしっかり埋め、ポストシーズンでも数々の活躍を披露した。今後もアストロズの顔として、そして球界を代表するショートストップとして君臨する存在になるかもしれない。
構成●THE DIGEST編集部
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ペーニャはワールドシリーズで25打数10安打(打率.400)、5得点、1本塁打、3打点をマーク。うち2試合で決勝打を放ってチームを勝利に導いた。守ってもゴールドグラブに選ばれた遊撃守備で好守を連発。リーグ優勝決定シリーズとのダブルMVPは史上9人目、ルーキーでは1997年のリバン・ヘルナンデス(フロリダ・マーリンズ)以来2人目の快挙だった。
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