ストーブリーグが始まったばかりのメジャーリーグにおいて、MLBを目指す日本の3選手、ソフトバンクの千賀滉大、阪神の藤浪晋太郎、オリックスの吉田正尚が、連日のように話題となっている。その中でも特にMLBから熱い視線を向けられているのが、160キロを超える速球と“お化けフォーク”でNPB屈指の右腕として名を上げてきた千賀だ。
【動画】米メディアも熱視線!千賀滉大の圧巻ピッチングをチェック すでにニューヨーク・メッツ、ロサンゼルス・エンジェルス、トロント・ブルージェイズ、シカゴ・カブス、シアトル・マリナーズ、サンディエゴ・パドレス、テキサス・レンジャーズなどが千賀に関心を寄せているとの報道もされている。
そして、米東海岸を中心とするメディア『MassLive Media』のクリス・コティロー記者は、候補の一つとしてボストン・レッドソックスの名前も挙げている。
同記者は「レッドソックスはこの冬、投手陣の改善を図るため、海外に目を向ける可能性は十分にある。ジャスティン・バーランダー、ジェイコブ・デグロム、カルロス・ロドン、クリス・バシットなどを含むトップヘビーなフリーエージェント投手市場において、日本のトップ投手、コウダイ・センガはMLBから広く関心を集めると予想され、レッドソックスにフィットする可能性が非常に高いだろう」と述べている。
先週ラスベガスで開かれたGM会議で、レッドソックスの最高野球責任者チャイム・ブルーム氏は、レッドソックスが千賀を追う計画があるかどうかについては言及を避けたが、千賀を「スーパータレンテッド(超優秀)、運動神経抜群、パワーもある」とアスリートとしての能力も高く評価し、いかに感銘を受けてきたかについて言及をした。
現在29歳の千賀は今季のレギュラーシーズンで11勝をマークし、パ・リーグの防御率は2位(1.89)、奪三振数は3位(159)と高いパフォーマンスを発揮してきた。チームはパ・リーグ制覇を逃したものの、奪三振率9.75、防御率1.89、WHIP1.04とエースにふさわしいハイスタッツを残した。
一方レッドソックスといえば、日本人には馴染みのあるチームで、これまで、松坂大輔、岡島秀樹、上原浩治がそして今年9月まで澤村拓一が活躍してきた。日本人選手がプレーしやすい環境を整えていることは間違いない。
昨冬は鈴木誠也の話題がメディアを賑わせたのは記憶に新しいが、今回は千賀の話題がメジャーのストーブリーグを盛り上げそうだ。千賀は果たしてどのチームが獲得するのか、契約金はいくらになるのか、動向から目が離せない。
構成●THE DIGEST編集部
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そして、米東海岸を中心とするメディア『MassLive Media』のクリス・コティロー記者は、候補の一つとしてボストン・レッドソックスの名前も挙げている。
同記者は「レッドソックスはこの冬、投手陣の改善を図るため、海外に目を向ける可能性は十分にある。ジャスティン・バーランダー、ジェイコブ・デグロム、カルロス・ロドン、クリス・バシットなどを含むトップヘビーなフリーエージェント投手市場において、日本のトップ投手、コウダイ・センガはMLBから広く関心を集めると予想され、レッドソックスにフィットする可能性が非常に高いだろう」と述べている。
先週ラスベガスで開かれたGM会議で、レッドソックスの最高野球責任者チャイム・ブルーム氏は、レッドソックスが千賀を追う計画があるかどうかについては言及を避けたが、千賀を「スーパータレンテッド(超優秀)、運動神経抜群、パワーもある」とアスリートとしての能力も高く評価し、いかに感銘を受けてきたかについて言及をした。
現在29歳の千賀は今季のレギュラーシーズンで11勝をマークし、パ・リーグの防御率は2位(1.89)、奪三振数は3位(159)と高いパフォーマンスを発揮してきた。チームはパ・リーグ制覇を逃したものの、奪三振率9.75、防御率1.89、WHIP1.04とエースにふさわしいハイスタッツを残した。
一方レッドソックスといえば、日本人には馴染みのあるチームで、これまで、松坂大輔、岡島秀樹、上原浩治がそして今年9月まで澤村拓一が活躍してきた。日本人選手がプレーしやすい環境を整えていることは間違いない。
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構成●THE DIGEST編集部
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