「高いレベルで野球をやりたい」
11月17日、今オフのメジャー挑戦を目指していたオリックスの吉田正尚は、球団からポスティングを承認され、そう強調した。「小さいときからの夢にチャレンジしたいという気持ち、そういった自分の想いを尊重していただいた球団には本当に感謝しています」とも語った29歳のスラッガーは、ついに“世界最高峰”の舞台へと飛び立つ。
実績は申し分ない。プロ7年目の今季は打率.335、21本塁打、OPS1.008、得点圏打率.367と堂々たる成績を残し、チームの26年ぶりとなる日本一に貢献。多くの日本人選手がMLBで苦戦を余儀なくされる速球の打率も.374と期待感を抱かせるだけのアベレージを残している。
日本屈指の巧打者の去就には、米メディアも熱視線を向けている。国内外の移籍情報を発信し続けている米メディア『MLB Trade Rumors』は、さっそく吉田のポスティング決定を報道。そのうえで「ヨシダは打席内で重要な貢献を果たせる。彼の生産性の高さと年齢は、メジャー球団からの関心に繋がるはずだ」と期待を寄せた。
また、同メディアは、今冬のメジャーのフリーエージェント(FA)市場において外野手が少ない点を指摘。FAでのトップクラス級の選手が「アーロン・ジャッジとブランドン・ニモぐらいだ」とし、ポスティング金も跳ね上がる可能性を説いた。
「およそ1年前に同じ日本からのポスティングでカブスと契約したセイヤ・スズキは前評判も高く、総額8500万ドルだった。当時のスズキは27歳。いま29歳のヨシダは2歳年上という点でスズキへ支払われた金額を抜くのは難しいかもしれないが、いくつかの球団はより高い評価を下す可能性はある。トップ級のFA外野手を獲得できなかった球団にとって、間違いなくヨシダは興味深い、新たな選択肢になる」
すでにニューヨーク・ヤンキースやトロント・ブルージェイズ、さらにフィラデルフィア・フィリーズからの関心が伝えられている吉田。はたして、日本が誇る“小さな大打者”はどれだけの評価を得て、メジャー移籍をするだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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11月17日、今オフのメジャー挑戦を目指していたオリックスの吉田正尚は、球団からポスティングを承認され、そう強調した。「小さいときからの夢にチャレンジしたいという気持ち、そういった自分の想いを尊重していただいた球団には本当に感謝しています」とも語った29歳のスラッガーは、ついに“世界最高峰”の舞台へと飛び立つ。
実績は申し分ない。プロ7年目の今季は打率.335、21本塁打、OPS1.008、得点圏打率.367と堂々たる成績を残し、チームの26年ぶりとなる日本一に貢献。多くの日本人選手がMLBで苦戦を余儀なくされる速球の打率も.374と期待感を抱かせるだけのアベレージを残している。
日本屈指の巧打者の去就には、米メディアも熱視線を向けている。国内外の移籍情報を発信し続けている米メディア『MLB Trade Rumors』は、さっそく吉田のポスティング決定を報道。そのうえで「ヨシダは打席内で重要な貢献を果たせる。彼の生産性の高さと年齢は、メジャー球団からの関心に繋がるはずだ」と期待を寄せた。
また、同メディアは、今冬のメジャーのフリーエージェント(FA)市場において外野手が少ない点を指摘。FAでのトップクラス級の選手が「アーロン・ジャッジとブランドン・ニモぐらいだ」とし、ポスティング金も跳ね上がる可能性を説いた。
「およそ1年前に同じ日本からのポスティングでカブスと契約したセイヤ・スズキは前評判も高く、総額8500万ドルだった。当時のスズキは27歳。いま29歳のヨシダは2歳年上という点でスズキへ支払われた金額を抜くのは難しいかもしれないが、いくつかの球団はより高い評価を下す可能性はある。トップ級のFA外野手を獲得できなかった球団にとって、間違いなくヨシダは興味深い、新たな選択肢になる」
すでにニューヨーク・ヤンキースやトロント・ブルージェイズ、さらにフィラデルフィア・フィリーズからの関心が伝えられている吉田。はたして、日本が誇る“小さな大打者”はどれだけの評価を得て、メジャー移籍をするだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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