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米アナリストが来日取材で感じた大谷翔平の“凄み”とは? 驚異的な二刀流の裏側に見出した「仕事に対する姿勢」

THE DIGEST編集部

2022.11.23

投打で好成績を収めた大谷。その凄さの所以を現地アナリストが来日取材し、探った。(C)Getty Images

投打で好成績を収めた大谷。その凄さの所以を現地アナリストが来日取材し、探った。(C)Getty Images

 2022年シーズンも驚異の二刀流パフォーマンスを披露し、米球界を大いに沸かせた大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)。オフに入ったいまも、図抜けた活躍への余韻は冷めやらない。

 【動画】異次元の活躍!打っては34本塁打、投げては15勝!大谷翔平の2022年まとめ

 メジャー5年目の今季は、打者として打率.273、34本塁打、95打点、投手として15勝9敗、防御率2.33、219奪三振と躍動した大谷。史上初の「シーズン30本塁打&2桁勝利」「投打ダブル規定到達」も達成し、2年連続のアメリカン・リーグMVPこそ逃したものの、投票数でアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)に次ぐ2位という評価を得た。

 こうした活躍ぶりを踏まえて今回、改めてその“凄み”を力説しているのが、米放送局『FOX Sports』でアナリストを務めるベン・バーランダー氏だ。現地時間11月21日、公式ネットワーク局『MLB Network』にゲスト出演した同氏は、「活躍の裏側にあるものは、彼(大谷)の仕事に対する姿勢だ」と持論を展開している。

 今年8月には、溺愛する大谷のルーツをたどるべく、過去に在籍していた少年野球チーム、高校といった“ゆかりの地”を訪問したバーランダー氏。この来日取材は、彼にとっても貴重な体験だったようで、「なぜ、彼(大谷)の仕事ぶりがあれだけのものなのか、よく理解できたような気がする」と振り返り、次のように続けた。
 
「ここでは、フィールド上や教室、そしてフィールドを掃除するときでも、仕事に対する姿勢がまったく違う。今まで見たことがないようなものばかりだった。ショウヘイがフィールド内外であそこまでできる理由は、すっかり納得がいったよ」

 また、大学時代に二刀流でプレーしていたバーランダー氏は、「(投打)どちらか一つを選ぶだけで、かなり楽なんだ」と自身の経験からコメント。大谷の存在を知ったのは、デトロイト・タイガース傘下時代だというが、「日本、メジャーリーグの最高峰レベルで、それが可能だとは思わなかった」と当時の気持ちを振り返っている。

 規格外の存在として異彩を放ち続けている大谷。果たして来季はどんな常識を覆すのだろうか――。

構成●THE DIGEST編集部

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