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元オリ助っ人ジョーンズも「日本のホアン・ソトだ」と称賛!――レッドソックス加入の吉田正尚を幹部はどう評価した?

THE DIGEST編集部

2022.12.08

名門レッドソックスと電撃契約を交わした吉田。写真:THE DIGEST写真部

 現地時間7日に名門ボストン・レッドソックスと5年契約に合意した吉田正尚。前日に正式にポスティング公示されたばかりだが、5年9000万ドル(約122億4000万円)で電撃決着に至った。

 高額契約を交わしたサムライを米国メディアでも各媒体がこぞって取り上げている。そのひとつ米専門メディア『The Athletic』は、オリックス時代に吉田とプレーしたアダム・ジョーンズの言葉を紹介。ジョーンズは「日本のホアン・ソト」とMLB屈指のスラッガーになぞらえ、「彼はソトのように、全ての球種を打つ。ゾーンの外の球には手を出さずに、四球を選ぶ」と評価した。

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 チームを26年ぶりとなる日本一へ導いた29歳は、打率.335、21本塁打、OPS1.008、得点圏打率.367と見事な成績を残した。さらにNPBでダントツの四球/三振率の1.95(80四球/41三振)という三振の少なさは米国でも注目されているのだ。
 
 この電撃的な報道は、ウィンター・ミーティングの閉幕直後のニュースだった。実は、同イベントでレッドソックスのCBOハイム・ブルーム氏に吉田についてメディアが質問していたのだ。

 その際、ブルーム氏は、「我々は彼のような選手が好きだ」とポーカーフェイスを保ちながら口にした。そして「本当に良いバッターで、質の高い打棒を披露している。素晴らしい才能の持ち主だ」と絶賛し、こう続けた。

「彼のような選手をじっくり見てみると、打席の質の高さが際立つのが分かるよ」

 そして同記事では、「ブルーム氏がレッドソックス幹部に就任し、3年間でトレバー・ストーリーの6年1億4000万ドルに次ぐ2番目の大きさの契約。この契約により、ヨシダはレッドソックスが再び優勝争いをするための中心的存在になる」と記しており、吉田への期待の大きさを示している。

 侍スラッガーの移籍に沸いたMLB。約4か月後の開幕で、その期待に違わぬ打棒を見せてくれることを祈りたい。

構成●THE DIGEST編集部

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