自身の去就について、唯一無二の二刀流が初めて口を開いた。
米国アリゾナ州のテンピでスプリングトレーニングを行なっているロサンゼルス・エンジェルス。現地2月16日に、フィル・ネビン監督は練習前、大谷翔平に今シーズンのオープニングゲーム、つまり3月30日の敵地オークランドでのアスレティックス戦の先発投手を告げた。
2年連続の開幕投手に直々に指名したネビン監督は「光栄なことだ」と言い、二刀流スターに絶大な信頼を寄せている。同監督は「オオタニはプロだ。彼がすることは全てこのチームのためであり、私たちが勝つために自分自身をより磨いてくれている」と語り、開幕戦に向けて心配はしていないと語る。
また、この日は大谷の契約に関する質問も飛び交った。今シーズン終了後にエンジェルスとの契約が切れ、フリーエージェント(FA)となる稀代の二刀流には、昨年オフから去就に関する噂が後を絶たない。
大谷は通訳の水原一平氏を通じて「(代理人の)ネズ・バレロと球団が何を話しているのか全く分からないが、自分としては契約延長について何も聞いていない」と語った。続けて大谷は「今シーズンに集中したい。今年は最後の年なので、そのことを意識しています。いま現在、僕はエンジェルスの一員なので、それだけに集中したいです。あまり先のことは考えていません」と球団との交渉や自身の将来について明言を避けた。
さらに、FAによって北米のスポーツ選手として最高額の5億ドル以上の契約を獲得するのではないかと米球界を賑わしている点についても、二刀流スターは興味を示さなかった。
「僕はフリーエージェント市場の専門家ではないし、その中に入り込みたくもない。先ほども言ったように、僕はこのシーズンに集中したいんだ。僕の目標は優勝すること。それが僕の焦点です」
あくまでも、エンジェルスでの“勝利”に強い拘りを見せた大谷。記者団から「球団は自分と同じように勝利にコミットしていると思うか?」と問われた大谷は「エンジェルスは僕と同じ考えを持っていると確信しています」と力強く答え、「球団も僕と同じように勝ちたいと思っている。でも、彼らが本当に何を考えているかは分からない。でも、そう信じたい」と述べた。
2014年に地区優勝したのを最後にプレーオフ進出を逃し続けているエンジェルス。大谷翔平やマイク・トラウトといった米球界の宝を擁しながら低迷を続けているチームは、今季こそ9年ぶりのプレーオフ進出を果たすことができるのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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米国アリゾナ州のテンピでスプリングトレーニングを行なっているロサンゼルス・エンジェルス。現地2月16日に、フィル・ネビン監督は練習前、大谷翔平に今シーズンのオープニングゲーム、つまり3月30日の敵地オークランドでのアスレティックス戦の先発投手を告げた。
2年連続の開幕投手に直々に指名したネビン監督は「光栄なことだ」と言い、二刀流スターに絶大な信頼を寄せている。同監督は「オオタニはプロだ。彼がすることは全てこのチームのためであり、私たちが勝つために自分自身をより磨いてくれている」と語り、開幕戦に向けて心配はしていないと語る。
また、この日は大谷の契約に関する質問も飛び交った。今シーズン終了後にエンジェルスとの契約が切れ、フリーエージェント(FA)となる稀代の二刀流には、昨年オフから去就に関する噂が後を絶たない。
大谷は通訳の水原一平氏を通じて「(代理人の)ネズ・バレロと球団が何を話しているのか全く分からないが、自分としては契約延長について何も聞いていない」と語った。続けて大谷は「今シーズンに集中したい。今年は最後の年なので、そのことを意識しています。いま現在、僕はエンジェルスの一員なので、それだけに集中したいです。あまり先のことは考えていません」と球団との交渉や自身の将来について明言を避けた。
さらに、FAによって北米のスポーツ選手として最高額の5億ドル以上の契約を獲得するのではないかと米球界を賑わしている点についても、二刀流スターは興味を示さなかった。
「僕はフリーエージェント市場の専門家ではないし、その中に入り込みたくもない。先ほども言ったように、僕はこのシーズンに集中したいんだ。僕の目標は優勝すること。それが僕の焦点です」
あくまでも、エンジェルスでの“勝利”に強い拘りを見せた大谷。記者団から「球団は自分と同じように勝利にコミットしていると思うか?」と問われた大谷は「エンジェルスは僕と同じ考えを持っていると確信しています」と力強く答え、「球団も僕と同じように勝ちたいと思っている。でも、彼らが本当に何を考えているかは分からない。でも、そう信じたい」と述べた。
2014年に地区優勝したのを最後にプレーオフ進出を逃し続けているエンジェルス。大谷翔平やマイク・トラウトといった米球界の宝を擁しながら低迷を続けているチームは、今季こそ9年ぶりのプレーオフ進出を果たすことができるのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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