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MLB

MLB公式が今季“ホームラン王”に大谷翔平を選出! 「過去2年で80本塁打」の偉才のライバルになるのは誰だ?

THE DIGEST編集部

2023.02.19

今季の本塁打王候補に選出された大谷。昨季は34本のホームランを放っている。(C)Getty Images

今季の本塁打王候補に選出された大谷。昨季は34本のホームランを放っている。(C)Getty Images

 現地時間2月18日、MLB公式サイトは「2023年の本塁打王は誰だ?」と銘打った特集記事を掲載し、同サイトの記者5名による新シーズンの本塁打王を予想を紹介。その筆頭候補に大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)が取り上げられた。
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 アメリカン・リーグの満票MVPに輝いた一昨年は46本塁打を放ち、昨年も34本塁打を記録した大谷。安定して結果を出せるようになった“日本の偉才”に対し、公式サイト上で太鼓判を押したポール・カセラ記者は「過去2シーズンで彼は80本塁打も打っている」と書き始め、「この間、彼より多く打ったのは、101本のアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)だけだ」と指摘した。

 また、「打球速度115マイル(約185.1キロ)を超えたのが、過去2シーズンで8本」と続けると、これはジャンカルロ・スタントン(ヤンキース)の13本に次ぐ数字だと紹介。さらに「本塁打の平均飛距離が412フィート」というのは、50本塁打以上を放った選手の中で、C.J.クロン(コロラド・ロッキーズ、423フィート)、カイル・シュワーバー(フィラデルフィア・フィリーズ、413フィート)に次ぐ3番目の長さだという。

 加えてカセラ記者は、「ショウヘイ・オオタニ、マイク・トラウトの両選手が健康を維持できれば、23年の本塁打争いはエンジェルスの中で繰り広げられる可能性がある」ともコメント。なお、今回の記事内では、大谷以外にジャッジ、トラウト、ピート・アロンゾ(ニューヨーク・メッツ)、ヨーダン・アルバレス(ヒューストン・アストロズ)が、今季の本塁打王候補として選出されている。
 
 強打者がひしめくメジャーリーグ。その中で大谷が本塁打王となれば、日本人初の快挙だ。各タイトルの中でも特に注目が寄せられる同レースだが、果たして今年は誰がトップに立つのだろうか。熱いパフォーマンスに期待したい。

構成●THE DIGEST編集部

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