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侍ジャパン

「まるでコントじゃないか!」ガム噛み騒動を起こした韓国打者の“大失態”に母国メディアも愕然!「痛すぎるミスだ」【WBC】

THE DIGEST編集部

2023.03.09

明らかにアウト! カン・ベクホが痛恨のミスで好機を潰してしまった。(C)Getty Images

明らかにアウト! カン・ベクホが痛恨のミスで好機を潰してしまった。(C)Getty Images

 信じられない展開に、東京ドームが騒然となった。

 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)1次ラウンドがついに日本でも開幕した。12時開始の第1試合では韓国とオーストラリアが激突。逆転に次ぐ逆転のシーソーゲームが繰り広げられ、韓国が7対8で敗れ去った。

 驚愕のシーンが起こったのは、4対5で韓国が1点を追っていた7回裏だ。1死走者なしで代打に指名されたのはカン・ベクホ。2021年の東京五輪決勝・日本戦で敗色濃厚のなか、ベンチで口からガムが垂れ下がるだらしない姿をテレビカメラに抜かれて、韓国国内で大きな非難を浴びたスラッガーである。

 あれから1年半、見事に失地を回復した「天才打者」は、代打の期待に応えて見事2塁打を放つ。問題はここからだ。大喜びで派手なガッツポーズを繰り出した刹那、足が一瞬ベースから離れてしまう。返球されてきたボールを保持するオーストラリアの二塁手グレンディニングがこの絶好機を見逃さず、すぐさまタッチ。ビデオ判定の結果アウトとなり、カン・ベクホは呆然とした表情を浮かべたままベンチに引き下がった。

 せっかくのチームの勢いを削ぐ大失態。この直後に韓国はオーストラリアに3ランを浴びてリードを4点に広げられ、その後反撃に転じたものの一歩及ばず、痛恨の黒星スタートとなったのだ。
 
 韓国メディアは当然、驚きを持って報道。『中央日報』紙は「とんでもない痛すぎるミスだ。その後の選手にヒットが出ただけになおさら悔やまれる。代償の大きい“喜び”だった」と断じ、『世界日報』紙は「まるでコントじゃないか!」と書き立てた。元ソフトバンクで放送局『SBS』の解説で現地入りしているイ・デホ氏も、「残念でしかない。絶対に起こってはいけないシーンだ」と話して頭を抱えたという。

 ライブ映像では、ベンチから手を合わせて祈るように韓国打線を見守るカン・ベクホの姿が何度も映し出されていた。

構成●THE DIGEST編集部

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