ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）がついに開幕した。３月９日、初戦・中国戦で、日本代表は「１番・中堅」でラーズ・ヌートバー（カーディナルス）を起用。25歳の彼は、"全力プレー"スタイルで４打数２安打、２得点、２四球とチームの起点となり、８対１で勝利に導いた。
【WBC PHOTO】日系メジャー選手として初めて侍日本入り！ファインプレーも魅せ、チームを盛り立てるラーズ・ヌートバーを特集！
第１打席では、相手先発ワン・シャンの甘く入った初球をセンター前に弾き返した"たっちゃん"。試合後に本人は「運も味方して、自分が振ろうとしたところにボールが来た。野手の間に飛んでくれてヒットに出来て、非常に喜ばしかった」と満足げに振り返った。
７回裏の第５打席はファーストゴロも、相手のエラーが絡み出塁に成功。全力でベースを駆け抜けセーフになったことに関しては、「内野ゴロを打ったら、ベースまで100％で走るのは私たちに求められていること。私はそれをしたまでです」と当たり前のプレーであったと強調した。
侍ジャパンの攻撃の起点として"欠かせぬ存在"となっている彼は、大谷翔平（エンジェルス）の後ろを守ったことについては、「呼吸をするのを忘れるほど素晴らしい瞬間でした」と感動を口にしたうえで、こう続けた。
「正直私も見たことありませんでしたし、この様な経験ができるのは限られている選手だけ。本当にビデオゲームのような経験をさせてもらいました」
"二刀流戦士"との共演を楽しんでいるメジャーリーガー。10日の韓国戦では、どの様なプレーを見せてくれるだろうか。引き続き注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
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７回裏の第５打席はファーストゴロも、相手のエラーが絡み出塁に成功。全力でベースを駆け抜けセーフになったことに関しては、「内野ゴロを打ったら、ベースまで100％で走るのは私たちに求められていること。私はそれをしたまでです」と当たり前のプレーであったと強調した。
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