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「失望させて申し訳ない…」韓国代表の“ダルビッシュ同僚”が惨敗を受けてファンにSNSで謝罪「結果の責任は選手が負う」【WBC】

THE DIGEST編集部

2023.03.16

奮迅の働きが期待されたキム・ハソン(右から2人目)。だが今大会は大事な局面での凡退が続いた。(C)Getty Images

 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で3大会連続となる1次ラウンド敗退に終わった韓国代表。日本、オーストラリア、中国、チェコと同居したプールBを2勝2敗の3位という結果で終え、地元のファンやメディアから痛烈な批判を浴びるに至った。

 チームは火曜日に帰国。その際も報道陣の取材に応じたのはイ・ガンチョル監督のみで、ただひとり非難の矢面に立った格好だ。「応援してくれたファンに挨拶がない!」など、足早にバラバラで帰路についた選手たちを糾弾するメディアも少なくなかった。

 そんななか、個々のSNSで想いを綴る韓国代表選手が続出している。MLBのサンディエゴ・パドレスで活躍する内野手、キム・ハソンもそのひとりだ。韓国へは戻らずに日本から渡米した27歳は、日本時間の水曜日夜にインスタグラムを更新。次のように語りかけた。

「3年ぶりにふたたび太極旗(国旗)を付けて、必死に頑張ろうという心構えと良い結果を得たいとの気持ちが大きかった今大会で、国民と野球ファンのみなさんに失望を与えてしまい、本当に申し訳ありません。

 結果は試合に出た選手が責任を負うものであり、結果において批判を受けるのは当然だと思います。私だけでなく、すべての選手が今回の大会を通して苦しみを経験しました。これが今後の私たちをさらに強くし、今回の大会が足がかりとなってさらに成長すると信じています。チーム・コリアを応援してくださった皆さんに、あらためてお詫びし、感謝を申し上げます」
 
 キム・ハソンは最終戦の中国戦を終えたあと、「(パドレスで同僚の)ダルビッシュのインスタグラムをチェックしたら、(日本代表の選手たちが)みんなで飲み会をしているものがあったんだ。実を言うと、韓国代表チームにはそういうところがなかった」と明かし、「国際大会ではそういう雰囲気作りが大事で、結果に繋がるのだということ。日本もオーストラリアもチームとして本当にまとまりがあったと思う」とも話していた。

 韓国メディア『NEWSIS』は今回の謝罪投稿を紹介しつつ、「彼にとっては2021年のMLS進出後で初となる国際大会。選手本人も期するところがあり、大きな期待がかかったが、16打数3安打(打率.188)で3本塁打6打点にとどまった。不調のキム・ハソンとともに韓国代表チームは1次ラウンド敗退の憂き目に遭ったのだ」と報じている。

構成●THE DIGEST編集部

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