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大谷翔平への“故意死球発言”が炎上した韓国投手は無念の登板ゼロ!帰国後のMRI検査で「2週間の休養が必要」と診断される【WBC】

THE DIGEST編集部

2023.03.16

やはり怪我の状態が芳しくなったコ・ウソク。WBCで登板は一度も訪れなかった。(C)Getty Images

 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の開幕前に発した軽率コメントが問題視され、日韓両国で非難の的となった韓国代表投手、コ・ウソク。結果的に大谷との対決が実現しなかっただけでなく、WBCでの登板自体がないまま帰国の途についた。

 事の発端は今年1月の発言だった。韓国メディアから「日本の大谷翔平にどう挑むのか?」と問われた24歳のストッパーは、「大谷とは真っ向勝負がしたい。でも投げる場所がなければ、痛くないようにぶつけようかな」と冗談交じりに語ってしまったのだ。これが故意に死球を予告するコメントと解釈され、まずは韓国国内でファンからバッシングを浴び、その後に日本へ飛び火した。

 コ・ウソクはすぐさま、「弁明の余地はない。自分の立場をわきまえずに発言したことを反省しています」と謝罪。その後は順調にWBCに向けて調整を続けていたが、日本入りした直後の強化試合・オリックス戦で途中降板を余儀なくされた。首から肩にかけて痛みを感じたため大事を取った。

 翌日の精密検査で「大きな問題なし」と診断され、チーム発表ではWBCにゴーサインが出たはずだったが……。結局クローザーとして活躍が期待された守護神候補に出番は一度も訪れず、登板ゼロで大会を終えた。
 
 そして帰国から2日後の3月16日、所属するLGツインズがリリースを発表。「コ・ウソクはMRI検査を受けた結果、右肩の筋肉の一部に炎症が確認され、2週間の休養と薬物治療が必要」と診断された。軽傷とは言い難い状況で、4月1日のKBOリーグ開幕には間に合わない見通しだ。

 ある意味、日本では開幕前に"もっとも有名だった韓国投手"。本番でリリーフ陣が総崩れとなった韓国投手陣にあって、コ・ウソクの離脱は小さくない誤算だったに違いない。

構成●THE DIGEST編集部

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