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侍ジャパン

「魂のぶつかり合い」栗山監督がメキシコの勢いを警戒!残り2試合「総力戦」で14年ぶり “世界一” 奪還を目指す!【WBC】

THE DIGEST編集部

2023.03.19

メキシコ戦に向け練習を行なった侍ジャパン。その後、栗山監督は、報道陣の取材に応じた。(C)Getty Images

メキシコ戦に向け練習を行なった侍ジャパン。その後、栗山監督は、報道陣の取材に応じた。(C)Getty Images

 現地3月18日、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表は、準決勝のメキシコ戦に向けて練習を行なった。

 現地17日未明に決戦の地、米フロリダ州マイアミに降り立った侍ジャパンは、移動後初の全体練習を実施。練習後、栗山英樹監督は、「ここまで来ると本当に魂のぶつかり合いで、力の差があるとかそういうものではないので、色々なことが起こる」と覚悟を口にし、こう続けた。

「そういう戦いこそが本当の野球の凄さなので、それに飲み込まれないように、そういう形の試合が出来るようにしっかりやっていきます」

 現地17日にはプエルトリコとの準々決勝で逆転勝ちを収めたメキシコ。1次ラウンドでも前回王者アメリカを退けるなど、勢いがあるチームのひとつだ。彼らの試合を見た日本の指揮官は、「いい選手、何人もメジャー組がいますけど、1対1の戦いではないなかで、掛け算みたいなチームになっている。しっかりと分析しながら、できる限りのことをやっていきます」と気を引き締めた。
 
 選手の起用法に関しては「もうあと2試合なので、皆分かってくれていると思うけど、(投手も)野手も全員でいきます。全員行ける人は行きます」と総力を結集して、14年ぶりの世界一奪還を目指すと話す。

 そして「選手たちが一生懸命やってくれて、非常に良い形で進んでくれていると思っているので、とにかく選手を喜ばせてあげたい」と話し、「しっかり勝ちきれるようにやっていきたい」と意気込んだ。

 メキシコとの準決勝は日本時間21日に開催される。同ゲームに勝てば、その翌日にアメリカとキューバの勝者と世界一を懸けて争うことになる。

構成●THE DIGEST編集部

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