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山本由伸、佐々木朗希、村上宗隆だけじゃない!WBCでメジャースカウトが「えぐい」と目を付けたサムライは誰だ?

THE DIGEST編集部

2023.03.27

すでにメジャースカウトの「欲しいものリスト」に入っている山本(左)、佐々木(中央)、村上(右)。(C)Getty Images

 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)ではアメリカ代表を3対2で下し、劇的な勝利を飾った日本代表。2009年以来14年ぶり3度目の世界一を奪還し、今もなお列島は興奮と感動に包まれている。
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 メジャースカウトにとっては、めったに見られない選手を視察できる絶好のチャンスとなった。同時に、選手にとっても同大会は、世界に自分の才能をアピールできるこの上ない機会である。

 かねてより、スカウト陣が熱い視線を送っている日本人選手は、山本由伸(オリックス)、佐々木朗希(ロッテ)、村上宗隆(ヤクルト)だ。彼らは、近い将来ポスティングシステム(入札制度)を利用して海外に移籍するかもしれないとも噂されている。

 そんななか、米老舗専門誌『Baseball America』は、今大会を通じて「スカウトたちが新たな侍に目を向けた」と報道。そのレポート内で「えぐい」という言葉が飛び交い、大きな話題を呼んだと伝えられたのは誰か? それは侍ジャパン史上最年少で参戦した高橋宏斗(中日)だ。

 アメリカとの決勝戦では、3対1と日本がリードした5回に登板した高橋。2死一、二塁のピンチを招きながらも、マイク・トラウト(ロサンゼルス・エンジェルス)、ポール・ゴールドシュミット(セントルイス・カーディナルス)から連続三振を奪う。さらにカイル・シュワーバー(フィラデルフィア・フィリーズ)を中飛に抑え、1回無失点でマウンドを降りた。
 
 同メディアは、「NPBの中日で活躍する右腕、ヒロト・タカハシが決勝戦で1イニングを投げ、2人の元MVPから三振を奪った」と高橋を紹介。「まだ20歳のタカハシがメジャーに来るのはおそらく何年も先のことだが、彼は素晴らしいパフォーマンスで、自分自身をアピールできたのは確かである」と見解を示した。

 なお、今大会では3回を投げて3被安打、5奪三振、1失点と堂々としたデビューを飾った高橋。日本だけでなく世界をも驚かせた若きエースの今後の活躍に期待したい。

構成●THE DIGEST編集部

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