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WBCのMVP獲得で思わぬ余波!? 大谷翔平の”価値”急騰を米メディアが指摘「6億ドルの可能性も」

THE DIGEST編集部

2023.04.06

WBCで大会MVPを獲得した大谷。今オフ去就に影響を与えかねないほど、自身の価格が高騰しているようだ。(C)Getty Images

 二刀流での大活躍は、思わぬところに波及しているようだ。

 ロサンゼルス・エンジェルスに所属する大谷翔平は今年3月、メジャー開幕前に日本代表として参加したワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、投打で日本を3大会ぶりの世界一に導く活躍を見せ、大会MVPを獲得した。

 迎えた23年シーズンの初戦(オークランド・アスレティックス戦)でも2年連続開幕投手を務め、6回まで毎回の10奪三振で無失点に抑える好投を見せた大谷。今季も二刀流で米球界の主役を担うに相応しい活躍を見せている彼は、今シーズン終了後にフリーエージェント(FA)を迎えるとあって、グラウンド内外で話題の中心に事欠かない。

 そんな二刀流スターについて、米スポーツサイト『FAN SIDESD』は、ここまで見せてきたパフォーマンスが、今後のFA動向に大きな影響を及ぼす見通しを立てた記事を配信した。

 現地4月4日、同メディアが配信した記事によると、「ショウヘイ・オオタニのフリーエージェント争奪戦は、2023年のシーズン中によく語られる。主役はロサンゼルス・ドジャースとニューヨーク・メッツで、その他にエンジェルス、ニューヨーク・ヤンキース、サンディエゴ・パドレス、シアトル・マリナーズが関与すると予想されてきた」と大谷のシーズン終了後の去就について言及している。
 
 また、これまで現地の複数メディアで報じられてきた5億ドルを超えるとされる契約については、「オオタニは国際的なスターであり、WBCでは視聴率アップに大いに貢献した。6億ドルとなる可能性も現実味を帯びてきた」と二刀流スターの価値が、WBCや開幕序盤の活躍がプラスされ、さらに上昇。移籍価格が高騰し続けると予想している。

 この価格高騰には、大谷獲得レースにも少なからず影響を与えかねない。同メディアは「ドジャースにとって、相応しい買い物なのかどうか考えざるを得ない」として二刀流スター獲得に慎重になる可能性があると指摘しているのだ。

 MLB屈指の資金力と戦力を誇る名門球団でも二の足を踏むほど、二刀流スターの価値は想像の域を超えている。まだシーズン序盤とはいえ、エンジェルスの背番号17を巡るマネーゲームは、どんな結末になるのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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