侍ジャパンが14年ぶり３度目の優勝を飾り、幕を閉じたワールド・ベースボール・クラシック（WBC）。チームを率いた栗山英樹監督が４月10日に放送された日本テレビ『しゃべくり007』に出演し、ラーズ・ヌートバー（カーディナルス）選出に至った裏話を披露した。

　侍ジャパンのリードオフマンであり、ムードメーカーとして金メダルに大きく貢献したのがヌートバーだ。大会前には懐疑論が浮上していたものの、実力だけでなく持ち前の愛嬌で日本のファンを虜にした。

【画像】ペッパーミルフィーバーで日本をひとつに！ラーズ・ヌートバーを大特集

　彼を選出した栗山監督は、「絶対日本に馴染むし、日本の方が絶対好きになってくれる。あの笑顔と人柄の良さ」と選出前から確信していたことを明かした。

「小学校の時に田中マー君（将大）とか斎藤佑樹投手のボールボーイをしていたんですよ。その時のジャパンにもらった帽子があるんですけど、僕とオンラインで初めてしゃべる時に、ジャパンの帽子を被っているんですよ」
  　早々に“日本愛”を示した彼の思わぬ行動に、スタジオは笑いに包まれた。くりぃむしちゅーの有田哲平さんは、「いや策士ですね」と冗談交じりに発言。これに乗っかるように上田晋也さんも「確かに、もう選びますよね？」と同意した。

　生まれも育ちも米国のヌートバーの行動に指揮官は感動を覚えたようで、「こんないい子いるんだなと思って」と当時の心境を振り返った。

　栗山監督の思惑どおりにファンの心を掴んだ“たっちゃん”。日の丸を付けて再びプレーする日が、今から待ち遠しい。

構成●THE DIGEST編集部

【関連記事】「思っていた以上に凄い」ヌートバーが米メディアで明かした“コンビニ騒動”。驚きだった日本での経験「イッペイに『助けて』と」

【関連記事】「カッコええ！」ヌートバーが披露した“桜吹雪Tシャツ”をファン絶賛！左手首には大谷からもらった腕時計もチラリ

【関連記事】「付き合っちゃえ」WWE女子レスラーが大谷翔平との“豪華２ショット”を公開！日米ファンは大盛り上がり「腕を傷つけないでよ！」