シカゴ・カブスの鈴木誠也が調子を上げている。

　左わき腹の怪我からの復帰を期す28歳は現地４月12日、カブス傘下３Ａアイオワのゲームに「２番・ライト」で先発出場。４打数２安打１打点をマークし、１回には相手投手の速球を捉えてセンターオーバーの豪快なホームランを放った。

　ダイヤモンドを一周してベンチに迎えられる鈴木。なんとそこで登場したのが、工事用の白いヘルメットだ。MLBではロサンゼルス・エンジェルスの戦国武将仕様の兜やバイキングなど被りものによる祝福パフォーマンスが話題を呼んでいるが、アイオワの仲間たちによるユニークなチョイスに、鈴木も笑みを浮かべて応じた。
  　爆笑シーンにネットも反応。「完全にツボったわ！」「このノリの良さよ」「大谷の兜に対抗した？」「自分で仕込んだなw」「故障したので安全第一」「めちゃくちゃ似合ってて草」「MLBってこういところがシャレが効いてておもろいよな～」「さすが誠也」「居そう～現場に」などなど、さまざまな声が寄せられている。

　怪我の影響で、鈴木はワールド・ベースボール・クラシック（WBC）出場を断念。地道にリハビリを重ねて、現地４月８日からマイナー戦の出場を続けている。ここまで４試合に出場して13打数４安打の打率.308で、１本塁打２打点。まずまずの数字を残しており、メジャー復帰が秒読みと見られている。

構成●THE DIGEST編集部

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