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プロ野球

「ただただ悔しい…」大谷翔平への故意死球発言で炎上の韓国投手が“WBCゼロ登板”を回顧して涙「挑戦さえできなかった」

THE DIGEST編集部

2023.04.21

オリックス戦の負傷降板から1か月半。揺れに揺れたコ・ウソクがついに今季初の1軍登板を果たした。(C)Getty Images

オリックス戦の負傷降板から1か月半。揺れに揺れたコ・ウソクがついに今季初の1軍登板を果たした。(C)Getty Images

 3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で韓国代表のクローザー候補だったコ・ウソク投手(LGツインズ)が、ついに復活のマウンドに上がった。

 現地4月18日、韓国KBOリーグのNCダイノス戦で9回に登板。1回限定のわずか15球ながら、見事3奪三振で無失点に封じ込んだ。チームは延長戦の末に敗れたが、コ・ウソクは待望の復帰戦で自慢のストレートが156キロを記録するなど存分に存在を示した。

 コ・ウソクと言えば、軽率だったのが今年1月の発言である。WBCに向けて韓国メディアから「日本の大谷翔平にどう挑むのか?」と問われた24歳のストッパーは、「大谷とは真っ向勝負がしたい。でも投げる場所がなければ、痛くないようにぶつけようかな」と冗談交じりにコメント。これが故意に死球を予告するものと解釈され、まずは韓国国内でファンからバッシングを浴び、その後に日本へ飛び火した。

 慌てたコ・ウソクはすぐさま、「弁明の余地はない。自分の立場をわきまえずに発言したことを反省しています」と謝罪。その後は順調にWBC開幕に向けて調整を続けていたが、日本入りした直後の強化試合・オリックス戦(3月6日)で途中降板を余儀なくされた。首から肩にかけて痛みを感じたため大事を取ったのだ。

 しかし症状は一向に改善しなかった。結局WBCでは一度もマウンドに立てぬまま、チームは1次ラウンドで敗退。帰国から2日後の3月16日にあらためて精密検査を受けたところ、右肩の筋肉の一部に炎症が確認され、2週間の休養と薬物治療が必要と診断された。それでも完治までにはさらに時間を要し、2軍での調整を経てようやく4月18日に1軍登板を果たしたのだ。

 翌19日、コ・ウソクは報道陣の取材に応え、全国紙『韓国日報』などがその想いを伝えた。WBCで登板ゼロに終わった事実には悔恨の念が強く、「試合で投げて失敗しても、また次があると考えられる。でも(WBCでは)挑戦さえできなかった。それが本当に難しくて辛くて……」と涙を浮かべて声を詰まらせ、しばしの時間を置いて次のように続けた。

「投げるためならなんでもしようと頑張ったが、腕の調子がどうにも悪かった。一生で何度も出られる大会ではない。だからこそあれだけ準備をして楽しみにしていたのに出場できず、本当にただただ悔しかった。だからと言って、死ぬわけじゃない。もっと強くなれるきっかけになると思う」
 
 リベンジの機会と見据えるのは、今年9月に中国・杭州で開催されるアジア大会だ。「太極旗(国旗)を避けたいとか、負担になるとか、そんな考えは一度もしたことがない。いつも光栄だ。代表チームに行く機会があればいつでも出たい」と意欲を示した。

 今季のKBOリーグで、ムン・ドンジュ(ハンファ)が初めて韓国人投手として160キロ超え(160.1キロ)をマークした。同じ速球派のコ・ウソクは「羨ましいとは思わないし、本当に? 嘘じゃないの? と疑っただけだよ。子どもの頃、もっと早く寝て身長を伸ばすべきだったけど、今ではもう手遅れだ」と話して報道陣の笑いを誘った。

 その一方で、ライバル心もメラメラ。「スライダーがいくら速くても男はやっぱり直球。そこで負けるのは嫌だから燃え上がる。私も持っているものから最善を尽くして目標を達成したい」と対抗心をたぎらせた。

構成●THE DIGEST編集部

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