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プロ野球

「我々の3倍を超えている」日韓プロ野球の“圧倒的な年俸格差”を韓国メディアが指摘!「WBC優勝も当然だ」

THE DIGEST編集部

2023.04.26

NPBにおける日本人選手の「平均年俸」が過去最高額をマークした。(C)Getty Images

NPBにおける日本人選手の「平均年俸」が過去最高額をマークした。(C)Getty Images

 去る4月24日、日本プロ野球選手会は2023年度の「年俸調査結果」を発表した。

 今季が開幕した時点の全12球団・支配下選手で、外国籍選手を除いた714人を対象に調査を実施。平均年俸は前年比で3.6%増の4468万円で過去最高額をマークし、総額319億128万円も1980年度の調査開始以降で最高額となった。

 この報道を受けて、韓国メディア『OSEN』は「WBC優勝も妥当だ。日本プロ野球の平均年俸は韓国の3倍を超える」と題して、自国KBOリーグとの比較を展開。「今年3月に開催されたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で優勝し、興行的にも火がついた日本プロ野球。吉田正尚(ボストン・レッドソックス)や千賀滉大(ニューヨーク・メッツ)らスター選手が新たにメジャーリーグに進出したが、それでも選手全体の年俸は着実に増加している」と説明し、次のように論じている。
 
「選手たちの“満足度”は非常に高いようで、もっとも低い楽天イーグルスでさえ20%を超えている。かたやKBO(韓国野球委員会)は3月7日に同様の集計を発表した。新人と外国籍選手を除いた10球団の所属選手506人の平均年俸は1億4648万ウォン(約1465万円)。つまり日本は韓国の3倍を超える数値を叩き出しているのだ。韓国は過去最高値を記録した昨年度の1億5259万ウォン(約1526万円)から4%減少した」

 WBCでは韓国代表が3大会連続の1次ラウンド敗退を余儀なくされ、国内ではバッシングの嵐が吹き荒れた。専門家やメディアの間では野球人気の低迷が危惧されたものの、直後に開幕したKBOリーグは観客動員で堅調な数字を残している。サッカーやゴルフにやや押されながらも、韓国国内で随一の人気を誇るスポーツである点に変わりはないようだ。

構成●THE DIGEST編集部

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