5月30日から各チーム18試合を戦ったプロ野球の「日本生命セ・パ交流戦」が6月21日に全日程を終えた。
優勝したのは横浜DeNAベイスターズで、球団史上初。最優秀選手賞(MVP)には、岡本和真(巨人)が選出された。同時に優秀選手賞も発表され、セ・リーグは牧秀悟(DeNA)、パ・リーグは近藤健介(ソフトバンク)が受賞した。
岡本は交流戦で8本塁打、19打点の2冠に輝いた。加えて、15四球も12球団トップ。さらに打率.383は、ソフトバンクの近藤(.413)に次いで2位と、自慢の打棒を遺憾なく発揮。巨人の主砲として、圧倒的な成績を残した。
牧は全18試合のうち14試合でヒットを記録し、打率.380のハイアベレージ。6月18日のロッテ戦では佐々木朗希から決勝打を含む3安打を放つなど、侍ジャパンの同僚からも快音を響かせた。
今シーズン、日本ハムからフリーエージェントで移籍した近藤は交流戦の首位打者に輝いた。12球団トップの打率、さらに出塁率も.519をマーク。持ち味の巧打を存分に見せつけたほか、計5本塁打と要所でパンチ力も示した。
牧と近藤はそれぞれ所属球団の公式ツイッターを通じて喜びのコメントを発表した。
まず牧は、「非常に光栄です。また、チームも交流戦で初めて優勝することができました。交流戦のホーム最終戦では、ファンの皆さまの応援がこれまでにないぐらいの声量で球場内を包んでくれたことを今も鮮明に覚えています」と振り返り、今月19日の横浜スタジアムでの試合(3対4で惜敗)を印象に挙げた。「ファンの皆さまの熱い応援を続けてもらえるようチーム一丸となってリーグ優勝を目指していきます」と言い、あらためて25年ぶりの優勝を誓った。
近藤は「前半戦は迷惑をかけていたので、チームの力になれて良かった」と言い、「(状態が)ちょっとずつ感覚がいいタイミングだった。普段対戦しないピッチャーばっかりだったので、受け身にならずにやったのが良かったかもしれない」と好調な要因を解説。「皆さんの応援のおかげで優秀選手賞を取れました。これをきっかけにリーグ再開でも打ちまくっていきたいと思います」と23日から再開されるリーグ戦に向け、力強いコメントを残した。
終わってみれば、3選手とも3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で世界一に輝いた侍ジャパンの主力メンバーが受賞した。SNS上でも話題に上がっており、「侍ジャパンばかりやん!」「WBCで調整が遅れるだのなんだの言ってた奴は誰や(笑)」「実力があるから代表にも呼ばれるんだな」「あらためて見ると、やっぱWBCのメンバーすごかったんだな」など、驚嘆の声が挙がった。
確かに、交流戦のタイトルを見ても侍ジャパンメンバーの活躍は目覚ましい。投手部門では最多勝4人のうち、山本由伸(オリックス)と戸郷翔征(巨人)が入った。驚異の防御率0.00をマークした高橋宏斗(中日)は、ロッテの佐々木と並び27奪三振で2位につけた。
日々、研鑽を積む侍戦士らは交流戦を終え、明日からふたたび同一リーグでのペナントレースを再開する。
構成●THE DIGEST編集部
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岡本は交流戦で8本塁打、19打点の2冠に輝いた。加えて、15四球も12球団トップ。さらに打率.383は、ソフトバンクの近藤(.413)に次いで2位と、自慢の打棒を遺憾なく発揮。巨人の主砲として、圧倒的な成績を残した。
牧は全18試合のうち14試合でヒットを記録し、打率.380のハイアベレージ。6月18日のロッテ戦では佐々木朗希から決勝打を含む3安打を放つなど、侍ジャパンの同僚からも快音を響かせた。
今シーズン、日本ハムからフリーエージェントで移籍した近藤は交流戦の首位打者に輝いた。12球団トップの打率、さらに出塁率も.519をマーク。持ち味の巧打を存分に見せつけたほか、計5本塁打と要所でパンチ力も示した。
牧と近藤はそれぞれ所属球団の公式ツイッターを通じて喜びのコメントを発表した。
まず牧は、「非常に光栄です。また、チームも交流戦で初めて優勝することができました。交流戦のホーム最終戦では、ファンの皆さまの応援がこれまでにないぐらいの声量で球場内を包んでくれたことを今も鮮明に覚えています」と振り返り、今月19日の横浜スタジアムでの試合(3対4で惜敗)を印象に挙げた。「ファンの皆さまの熱い応援を続けてもらえるようチーム一丸となってリーグ優勝を目指していきます」と言い、あらためて25年ぶりの優勝を誓った。
近藤は「前半戦は迷惑をかけていたので、チームの力になれて良かった」と言い、「(状態が)ちょっとずつ感覚がいいタイミングだった。普段対戦しないピッチャーばっかりだったので、受け身にならずにやったのが良かったかもしれない」と好調な要因を解説。「皆さんの応援のおかげで優秀選手賞を取れました。これをきっかけにリーグ再開でも打ちまくっていきたいと思います」と23日から再開されるリーグ戦に向け、力強いコメントを残した。
終わってみれば、3選手とも3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で世界一に輝いた侍ジャパンの主力メンバーが受賞した。SNS上でも話題に上がっており、「侍ジャパンばかりやん!」「WBCで調整が遅れるだのなんだの言ってた奴は誰や(笑)」「実力があるから代表にも呼ばれるんだな」「あらためて見ると、やっぱWBCのメンバーすごかったんだな」など、驚嘆の声が挙がった。
確かに、交流戦のタイトルを見ても侍ジャパンメンバーの活躍は目覚ましい。投手部門では最多勝4人のうち、山本由伸(オリックス)と戸郷翔征(巨人)が入った。驚異の防御率0.00をマークした高橋宏斗(中日)は、ロッテの佐々木と並び27奪三振で2位につけた。
日々、研鑽を積む侍戦士らは交流戦を終え、明日からふたたび同一リーグでのペナントレースを再開する。
構成●THE DIGEST編集部
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