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MLB

「あんな経験初めて」球宴の“シアトルコール”が移籍へ拍車をかける!?大谷翔平の去就をLA放送局が大胆予想!

THE DIGEST編集部

2023.07.13

3年連続3度目の球宴を終えた大谷。レギュラーシーズンも、いよいよ後半戦に突入する。(C)Getty Images

3年連続3度目の球宴を終えた大谷。レギュラーシーズンも、いよいよ後半戦に突入する。(C)Getty Images

 大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)が、現地7月11日に行なわれたMLBオールスターゲームに、ア・リーグの「2番・指名打者」でスタメンに名を連ねた。3年連続の選出となった二刀流スターは2度の打席で三振、四球の結果で終わり、球宴初ホームランは次回に持ち越しとなった。

 超一流プレーヤーたちと、夢の競演を果たした大谷。現地14日から、いよいよレギュラーシーズンが後半戦へと突入する。9年ぶりのプレーオフ進出を狙うエンジェルスは、ここまで45勝46敗でア・リーグ西地区4位。首位テキサス・レンジャーズとは7ゲーム差と、波に乗れていない。さらにはマイク・トラウト、ブランドン・デュルーリー、アンソニー・レンドーン、ザック・ネトなど、主力野手に故障者が続出し、チームは野戦病院化の一途をたどる。

 投打でチームを牽引する大谷が孤軍奮闘するなか、米ロサンゼルスを拠点にする放送局『FOX 11 Los Angeles』は11日、「ショウヘイ・オオタニはどこへ行くのか?」と題した興味深い特集記事を配信した。

 記事は不本意なシーズンを過ごすエンジェルスの戦いぶりを振り返りながら、「今シーズンも、エンジェルスはオオタニとトラウトの2大スターを擁しながら、プレーオフ進出に黄色信号が灯っている」と警報を鳴らす。

 そんななか、オールスターゲームで大谷がア・リーグ西地区のライバルであるシアトル・マリナーズの本拠地で地元ファンから「シアトルに来て」と大声で勧誘された。同メディアはそのシーンを説明すると、「オオタニはチャントを聞いた。通訳を通して『あんな経験は初めてだ』と語った。これが何を意味するだろうか」と記し、大谷の将来、つまり去就について論じ始める。
 
 大谷のシアトルコールを受け、同メディアはマリナーズが過去にイチロー、佐々木主浩、長谷川滋利、岩隈久志など日本人のスター選手を多く受け入れてきた球団だと説明したうえで、「マリナーズは、エンジェルスからオオタニを獲得したいと考えているようだ」と見解を綴る。

 今オフ、フリーエージェント(FA)となる大谷の移籍先候補は、シーズン序盤からさまざまな噂が飛び交っている。MLB屈指のインサイダーで、米スポーツ専門局『ESPN』のジェフ・パッサン氏によると、「オオタニ獲得に乗り出すと予想される球団は、ロサンゼルス・ドジャース、サンフランシスコ・ジャイアンツ、ニューヨークに拠点を置くメッツとヤンキース、そしてマリナーズだ」と挙げ、オフシーズンに大谷との契約に迫るとも触れている。

 大谷の去就が熱を帯びてくるなか、エンジェルスが今夏のトレード期限までに二刀流のスーパースターを手放す選択をするのか、米識者らは事の成り行きを見守っている。はたして、大谷は自らの去就にどんな決断を下すのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】入場で大歓声を受ける大谷翔平

【動画】「シアトルに来い!」地元ファンから勧誘を受ける大谷翔平

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