突然の交代劇に、ファンからは心配する声が続出している。

　兎にも角にも大車輪の活躍。現地７月27日、ロサンゼルス・エンジェルスは敵地でデトロイト・タイガースとのダブルヘッダーに臨んだ。その２連戦でド派手なパフォーマンスを披露したのが大谷翔平だった。

　第１試合で先発登板すると、９回を投げ切って自身メジャー初となる完封＆完投勝利を飾る。111球を投げて８奪三振、１被安打、３四球という圧巻のスタッツで、チームは６対０で勝利したため今季９勝目を挙げた。

　さらに１時間後の第２試合では打棒が爆発する。２回の第２打席で相手右腕マニングの速球をレフトスタンドへ叩き込むと、続く第３打席でも同じくマニングのフォーシームをセンターフェンス超えのホームラン。37号２ラン＆38号ソロを決め込み、観る者をシビれさせた。

　しかし38号を打った直後、一塁ベースを回ったところで少し左の脇腹を気にする素振りをみせた大谷。その直後に代打を送られて交代となったため、おそらくはその患部が原因と見られる。
  　投打のハイパフォーマンスに沸いていた日本のファンだったが、一転して心配モードに。「脇腹は大丈夫か？」「まさか腰やっちゃったのか？」「めっちゃ心配」「交代がただの休養である事を祈る」「攣っただけなら良いけど」「今日の活躍がエグすぎたからなぁ」「身体にかなり負荷がかかってたのかな」などなど、続々とツイッター上にコメントが寄せられている。

　クラブは公式ツイッターで大谷の交代は「痙攣（けいれん）のため」と説明。筋肉系のトラブルではなさそうで、大事を取っただけなのかもしれない。米スポーツ専門局『FOX Sports』のアナリスト、ベン・バーランダー氏は自身のツイッターで「深刻なものではないはずだ」と綴っている。

構成●THE DIGEST編集部

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