頼もしき主砲がついに戻ってくるのか――？

　現地7月4日のサンディエゴ・パドレス戦でスイングをした際に左手の有鈎骨を骨折し、負傷者リスト（IL）入りしていたマイク・トラウト（ロサンゼルス・エンジェルス）。現地８月20日に外野手のジョーディン・アダムスが３Aに降格したことを受け、エンジェルス記者の間でトラウトの復帰が囁かれている。

　アメリカン・リーグMVPに３度輝いた強打者は、今季81試合の出場ながら、大谷翔平に次ぐチーム２位タイの18発を放っている。軽々とスタンドまで運ぶ姿が印象的な彼が加わることで、チーム打線の強化につながること間違いなしだ。

　ポストシーズン進出を目指していたエンジェルス。だがトラウトが不在の間に負けがこみ、現在は61勝64敗と「借金３」。ワイルドカード圏内とは8.5ゲーム差と、その道のりは険しい状況だ。
  　そんななか、23歳の外野手が降格した情報を手にした地元紙『Orange County Register』のジェフ・フレッチャー記者は、「マイク・トラウトが明日戻ってくるのか？」と可能性を自身のX（旧Twitter）で綴った。また「マイク・トラウトが明日復帰するという道が開けたようだ」と米メディア『The Athletic』のエンジェルス番を務めるサム・ブラム記者も期待を寄せている。

　現地21日からシンシナティ・レッズとの３連戦に挑むエンジェルス。１か月余りとなる終盤戦に期待したい。

構成●THE DIGEST編集部

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