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「リーグ全体でも最高の投手のひとりだ」地元メディアがメッツ千賀滉大を一大特集で称賛!「顕著なのは球数を抑える能力」

THE DIGEST編集部

2023.09.04

6月23日以降の12度の登板すべてで、千賀は自責点3以下を続けている。(C)Getty Images

6月23日以降の12度の登板すべてで、千賀は自責点3以下を続けている。(C)Getty Images

 ニューヨーク・メッツの千賀滉大が抜群の安定感を誇っている。現地9月1日のシアトル・マリナーズ戦では7回を投げて5安打1失点、12奪三振。勝ち星こそつかなかったものの、ア・リーグ西地区で首位を争うマリナーズ相手に、申し分のないピッチングを披露した。

【動画】マリナーズ相手にゴーストフォークで三振を奪う千賀!

 前回登板となった8月25日のロサンゼルス・エンジェルス戦でも、6回2/3を投げて10奪三振を記録。さらに、6月23日のフィラデルフィア・フィリーズ戦以降、12度の登板すべてで自責点3以下を続けており、防御率3.08はナ・リーグ3位の数字となっている。

 メッツの情報を発信している米メディア『MetsmerizedOnline.com』は9月2日、千賀の好パフォーマンスに焦点を当てた特集記事を配信。マリナーズ戦の登板について「前回登板のエンジェルス戦で素晴らしい投球を見せたセンガは、金曜の夜にさらにヒートアップ。試合を通して圧倒的な強さを見せた」と振り返っている。
 
 さらに「顕著なのは、二桁の三振を奪いながらも、球数を少なく抑える能力だ」と直近の2登板における内容に言及。三振数は二桁だが、球数は100球をわずかに超える(エンジェルス戦は105球、マリナーズ戦は104球)点をクローズアップし、「最も注目に値する偉業」と評している。

 決め球のフォークボールについては「シーズンが進むにつれて、鋭さが増しているように見える。リーグ全体を見ても最高の投手のひとりなのは疑いの余地がない」と高く評価し、「2024年以降、メッツのエースになるかもしれない」と大きな期待を寄せた。

構成●THE DIGEST編集部

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